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1歳の誕生日はベイビールアウで盛大に祝福(2ページ目)

1歳の誕生日を盛大に祝うバースデー・パーティ「ベイビー・ルアウ」。1歳になる前に亡くなる乳児が多かったことから習慣として根付きました。ロコの男性をご主人にもつミキさんの体験談をご紹介いたしましょう。

執筆者:上野 元

お約束のグッディバッグは、10種類も用意!

グッディ・バッグ
これが完成後のグッディ・バッグ。センスが試されるので、結構たいへんなのです。
ベイビー・ルアウでは、来てくれた子どもたちに、ちょっとしたギフトをあげるのが慣わしです。お菓子や小さなおもちゃ、ステイショナリーなどを小袋に入れたものなのですが、何しろ招待客が多いだけでなく、子供の年齢も性別もバラバラ。袋の中身が同じでは無理があるので、ミキさんにとっては悩みの種でした。

来てくれる子どもの年齢は0~17歳。単に男の子用、女の子用の2種類というわけにはいかず、ベビー用、小さい子ども用、と作っていく内に、5種類にも膨れ上がったとか。男女別にさらに違う内容にしたので、結局は10種類!

おもちゃ系はワイケレのパーティ・グッズのお店「パーティ・シティ」で、お菓子はコスコで購入。小さい子どもにあんまり甘すぎるお菓子も良くないし…と悩み始めるときりがなく、ひとつひとつ小さな袋を完成させていくのに、果てしない時間が必要でした。アメリカでは、学校でもこのようなグッディバッグを持ち寄って交換するような行事が多く、両親は皆、苦労していますね。

徹夜で作った息子の成長記録ビデオ

ミキさんが人のルアウを見ていて、いいな、絶対自分の時もやりたいな、と思っていたのが、子供の成長記録をフィルムで見せていくスライド・ショーでした。しかし、その準備をしないといけない時期、毎日仕事で忙しく、なかなか時間が取れないという不運。

結局、4日前くらいに予定を変え、写真で構成するスライド・ショーはやめ、1年間撮り貯めたビデオ・テープを1本のVHSにダビングしてまとめて、パーティの間中、無音でスクリーンに映し出すという趣向に変更です。もちろん、それにしても、何らかの編集作業は必要ですね。

「最初は夫がきれいに編集し始めたのですが、時間がいくらあっても足りないので、前の日の夜、私が単純に録画、停止の繰り返しでVHSにダビングしていって、なんと朝の4時頃までかかりました(笑)。とんでもなく疲れてしまいましたね。」

子供の誕生会とはいえ、100名以上ものゲストを招待するパーティとなると、両親にとっては、たいへんなイベント。何はともあれ、忙しいスケジュールをやりくりして、何とか無事、ベイビー・ルアウ当日を迎えることができました。

⇒ いよいよベイビー・ルアウの当日。楽しいランチ・パーティの始まりです。
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