「観れば観るほどお得」の月間ムービーパス
IDとクレジットカードを持っていけば、その場で会員になれる。会員登録は無料。 |
映画大好きな方におすすめしたいのは、1ヶ月ごとに27.99ドルの会費を支払い、2本単位で何回でも何日間でも借りることができるムービー・パス・プランです。もし月に10本のペースで観るのでしたら、1本あたり3ドル弱と、かなりお得な計算となります。新作はそれ以上に出ますので、手当たり次第に観れば、もっともっとお得になりますね。新作でも返却日を気にせずにレンタルできるのもこのプランの魅力です。
更に、自宅にDVDを宅配してもらえる「オンラインDVDレンタル」というプランもあります。これはインターネット上で観たい映画を検索・オーダーし、3日前後で自宅にそのDVDが届く、というシステムです。返却も同封の専用封筒(切手を貼る必要なし)にて投函するだけと、店舗に行く時間のない忙しい方には最適です。1度に借りられる枚数は1~3枚から選べ、料金は9.99ドル~17.99ドル/月です。月に何回でも借りられます。
また、昨年打ち出して、ちょっとしたショックを業界に与えたのが、「No Late Fee(延滞金無料)」というサービス。文字通り、2泊の返却予定日に返さなくても、延滞によるペナルティなどがなく、お金をチャージされないという不思議なサービスなのです。
とはいっても、1週間を越えると、販売価格と同様のプライスをチャージされてしまうようなので、あくまでも自己管理がきちんとできる人にだけ、意味があるのですが、週末、観れないかもしれないからと1本しか借りない人が、2本借りてくれたり、月曜日の午前中にはとても返せないよ、という方も、夜だったら返却可能なので、借りてくれたりと、ちゃんとそれなりにWin-Winになるマーケティング戦略なのですね。
会員手続きを済ませ、いざレンタル!
人気の新作は、すべて貸し出しになってしまうこともあります。お目当ての新作がある場合、入荷日をチェックして、その日に行きましょう。 |
会員証を発行してもらったら、さあDVDコーナーへ! 日本の大手レンタルビデオ店では、DVDパッケージの中に更に貸し出し用のケースがあり、それを抜き取ってレジに持っていくやり方をしているところもありますが、ブロックバスターでは、DVDケースごとレジへ持って行きます。飾りの空ケースが前面に出ていますので、それは持っていかないように。
レジ上方には、新作がいつリリースされるかの情報が掲示されています。テレビのCMでもDVD発売の宣伝はやるのですが、ここでお目当ての映画がDVDになる予定がないかどうか、とりあえずはチェックしておきましょう。ちなみに、アメリカでは音楽CDのレンタルはありませんが、ビデオのコーナーのおよそ4分の1くらいは、ゲームソフトのレンタル・スペースとなっています。
レジ前のスペースでは電子レンジで作るポップコーン他のスナック菓子やソフトドリンク、アイスクリームなどが陳列されていて、列に並んで順番を待っている人を誘惑します。アメリカでは子供から大人まで、当たり前のように映画を観ながらコーラを飲み、ポップコーンを食べたりします。自宅でも映画館気分を味わうために、その辺の小道具が必需品なんですね。
映画は、アメリカの文化や生活、社会問題などの日常のさまざまなテーマが凝縮されたエンターテインメント。アメリカへの理解を深めるとともに、生活をより深くエンジョイするためにも、格好の教材となってくれることでしょう。レンタルDVDを上手に利用して、たくさんの映画をご覧になることをおすすめいたします。
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