レンタルDVD店の代名詞「ブロックバスター」

日本で上映されるハリウッド映画は、実はごく一部の選りすぐられたもののようで、映画大国のアメリカでは、大小さまざまな新作映画が次から次へと登場します。映画好きには願ってもない状況なのですが、映画館で字幕のない英語の映画を見るのは、かなり厳しいのも事実……。

その点DVDには「英語字幕」がついていますので、自宅で止めたり戻したりしながら何度も見ることができて便利です。生きた英会話の教材としても映画を楽しめるので、一石二鳥ですね。

そんなDVDを手頃に楽しめるのが、おなじみレンタルビデオです。今回は全米最大手のレンタルDVD店「ブロックバスター」をご紹介いたします。

広い店内にずらっと並ぶ新旧映画のDVD

ブロックバスター・ピイコイ／コナ店の外観。アラモアナ・センターの裏手という便利なロケーション。

ワイキキから比較的便利なロケーションとしては、2つの「ブロックバスターの」店舗があります。アラモアナ・センターの山側・西寄りにあるピイコイ／コナ店と、ダイエーの向かい側にあるカピオラニ／カヘカ店。どちらもバス停から近く、駐車場も完備していますので、買い物帰りなどに、気軽に立ち寄ることができます。

DVDコーナーは主に、「New Releases（新作）」、カテゴリーごとに分かれた旧作、「Movies to Buy（販売用DVD）」の3部門に分かれています。販売用DVDコーナーでは、新品はもちろんのこと、レンタルのピークが過ぎた作品の中古DVDもお手頃値段で購入することもできます。新作で15ドル～20ドル。中古の場合は、1本9ドルくらいから、3本で20ドルというまとめ買いサービスなどもあるようです。

旧作のカテゴリーは、コメディ、アクション、ホラー、ドラマなどの大きなカテゴリーの中で、アルファベット順に並べられています。英語のタイトルをちゃんと知ってないと探すのは困難。また、次々と新作が出るため、旧作で人気のないものは棚から消えていくのも早いようです。

日本とアメリカではカテゴリの分け方も若干異なる部分があり、アクションかなと思って探していたものがドラマのところにあったり、ドラマと思ってたものがコメディのところにあったり、ということもあるようで興味深いです。

人気の新作が入荷されると、すべて貸し出しということもしばしばあります。ちなみに新作は毎週火曜日に入荷するケースが多いようですので、火曜日・水曜日あたりに行くと、お目当ての新作がより確実に借りられます。週末はやはり貸し出し中になるケースが多いので、注意しましょう。

次のページでは、会員になる方法と、DVDを借りる方法をみてみましょう。