常温で日持ちするおあげ?

縦20センチ、幅14センチ。重さはたった14g。香ばしく中までしっかりサクサクの状態に揚がっています。
油抜き不要、開封前なら常温で数ヶ月も保存できるおあげ(油揚げ)。
海苔やひじきなどの乾物と同じように、買い置きしておくことができます。

私の故郷、愛媛県松山市の特産品松山あげ。高品質の大豆と純正の菜種油でできた自然食品です。厳選大豆で作られた豆腐を厚さ3ミリにスライス。じっくり時間をかけて水分を抜き、たっぷりの菜種油を使ってじっくり揚げて作られます。その断面は、パリパリの霜柱のように儚げで、表面は空気層のおかげでフワフワ。ちょっとした衝撃で割れたり欠けたりしてしまうほどデリケートです。

おかげで手で簡単に割ることができ、日々のお味噌汁の具や野菜の煮物に使う時はまな板いらずなのです。


おあげは淡泊な素材と合わせてコクをプラスしたり、素材の旨みを吸うスポンジの役目をしたり、日常のお総菜には欠かせない素材ですが、油抜き用に沸かした油まみれのお鍋やまな板・包丁の後かたづけが意外と大変ですよね。調理中、おあげを扱う順番をつい考えてしまうくらい。その点、この松山あげなら袋から取り出して、野菜の煮えているお鍋の上でパリパリっと割るだけ。洗う必要があるのは手だけ、です。


もうひとつの特徴

一般的な油揚げとの違いは、材料の豆腐を充分に脱水した状態で揚げている点です。そのままかじってみると、サクサクとした食感で濃い大豆の香り。ちょうど揚げ湯葉のような感じです。

炊き込みご飯や野菜の煮物、和え物、みそ汁、うどん・そば、すき焼き、鍋物など、普通のおあげと同じような用途に幅広く使えますが、この松山あげのもうひとつの特徴は、水分を与えた時の食感にあります。

右の写真をご覧下さい。
細長く切った松山あげをダシに浸し、お箸で持ち上げた瞬間のものなのですが、粘り強い弾力が分かるでしょうか。

普通のおあげと決定的に違うのは、この弾力です。生麩やお餅のようなモチモチ感。おそらく初めての体験をしていただけると思います。この特徴を感じていただくために、手に入れられたらまず試していただきたいのがおみそ汁。できれば松山地方ではよく使われる、麦味噌のみそ汁でお試しいただければ最高です。

一緒に合わせるのは松山あげを使った炊き込みご飯。具は何でも良いのですが、できるだけシンプルに。松山あげの美味しさを充分味わうために、おあげとささがきごぼうだけの、薄味に仕上げた炊き込みご飯が特にオススメ。普通の生あげを使うより数倍コクがあり、深い味わいです。

次のページでは、地元出身ガイドイチオシのレシピを2品ご紹介します。松山あげの特徴を生かせば、おあげが意外な料理に使えます♪

▼松山あげ
松山あげ 大判(約140×200mm) 3枚入り×15袋入り
1箱 2,300(税込・送料別)
※商品ページはコチラです

▽伊予名産松山あげ本舗 (有)程野商店
http://www.matsuyamaage.co.jp/
※松山あげを使った煮物やタコ飯など、料理レシピも載っています。




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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。