かぼすの旬は8~10月。果汁の質・量とも風味豊かな時期です。さわやかな酸味と香り、そして果汁に含まれるクエン酸は、胃液の分泌を正常にし、食欲を促してくれます。さらに日焼けが気になる方のために、ビタミンCも豊富に含まれています。かぼすは、夏の終わりの疲れを癒してくれる、疲労回復効果の高い果実なのです。

定番は、焼き魚やおみそ汁、かぼす酒、などの使い方。もちろんデザートにも活躍できそうですね。ツルンと食べやすい杏仁豆腐に、この瑞々しい香りを閉じこめたくて、すり下ろした皮を入れて固めてみました。
(※注:果汁は加えません。牛乳に酸の強い果汁を入れると分離してしまいます。)

輪切りにしてハチミツ漬けにしておいたかぼすを、漬け汁と共にトッピング。ここでは杏仁霜を使った本格レシピをご紹介しますが、市販の「杏仁豆腐の素」を使ってかぼすの皮のすりおろしを加え、かぼすのはちみつ漬けを添えてももちろん美味しく作れます!杏仁霜が手に入りにくい場合は市販の素でお試し下さいね。

夏疲れを癒す☆かぼす杏仁プリン
serves 6~8(器の大きさにより)
  • 牛乳 500cc
  • 杏仁霜 大さじ4
  • ゼラチン 12~18g 堅くしっかり固めたい方は18gで。フルフルの柔らかいものなら12~15g程度使ってみて下さいね。
  • アマレット 大さじ1
  • 砂糖 大さじ1
  • かぼすの皮 1個分
  • かぼす(トッピング用) 1個
  • ハチミツ 大さじ3
  1. トッピング用のかぼすを薄切りにして器に入れ、ハチミツをかけて冷蔵庫で冷やしておく。(できれば半日~一晩くらい)
  2. ボウルに杏仁霜、ゼラチン、砂糖を入れ、ざっと合わせたら熱湯100ccを加えてよく混ぜ合わせる。
  3. 鍋に牛乳を沸かして2を加え、2,3分焦げないように底から大きく木べらでかき混ぜながら煮る。(ゼラチンを完全に溶かす)火を止めてからアマレットを加え、あら熱を取る。
  4. かぼすは皮を薄くむいて(なるべく白いところが入らないように)できるだけ細かいみじん切りにする。
  5. 2のあら熱が取れたら4のかぼすを加え、1人分ずつの器に注いで冷蔵庫でよく冷やす。
  6. 食べる直前に、1のかぼすと漬け汁をトッピングする。
~ BGM for Vegetarian Plate ~
M.Ravel
D'Anne jouant de l'espinette

(ラヴェル/スピネットを弾くアンヌ)
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。