緑の野菜の多くは暑さに弱いので、夏場は緑の葉っぱの野菜が少なくなる季節。そんな中でモロヘイヤは、高温&乾燥に強いので夏が旬の栄養価の高い葉野菜です。特にミネラル、 ビタミンが豊富で、緑の葉野菜の代表、ほうれん草と比較してみると、カルシウムは約4倍、ベータカロチンは約3倍、ビタミンB1、B2なども モロヘイヤの方がたくさん含まれています。 特にビタミンB2の含有量が多いので各種の栄養素の代謝がスムーズに行われ、夏バテ解消に有効です。
また、ネバネバ野菜は疲れやすくなった体に活を入れてくれます。ネバネバ食品に共通して含まれる「ムチン」なる成分、これが血糖値やコレステロールを下げたり、胃の粘膜を守ったり、なおかつ、お通じをよくしてくれるうれしい成分なのです。 トロンとしたスープはモロヘイヤの自然なとろみ。食欲減退気味の暑い日でもすっとのどを通ります。 |
■■ モロヘイヤともずくの冷たいスープ ■■ |
★しょうがの絞り汁を食べる直前に加えてさっぱり感を演出。無味のもずくがたっぷり入るので、スープの味の仕上げはほんの気持ち濃いめに。
|
**材料(2人分)
* モロヘイヤ 1束 | **作り方
1)モロヘイヤはざく切りにし、堅い茎の部分は取り除く。もずくは目の細かいざるでキレイに洗っておく。 2)鍋にかつおだしを温め、モロヘイヤを入れて2,3分煮る。塩、薄口しょうゆでほんの気持ち濃いめに味を調えたらあら熱を取り、もずくも一緒に冷蔵庫で冷たく冷やす。 3)食べる直前にしょうがのしぼり汁を加え、器に盛りつけてもずくをトッピングする。 |
|