日本人がかつおを生で食べるようになったのは、鎌倉時代。当時の初がつおは現在にして1本30万円もする高級魚だったそうです。「女房を質にいれても・・・」というのはそういうところから来ているのですね。 今日はかつお1節で2種類の料理を作ってみましょう。たたきになったものを買ってきてももちろんOKですが、生の鰹を買った場合は表面に塩こしょうし、フライパンにオリーブオイルかバターを熱して表面を焼いたあと、冷蔵庫に入れて冷やす方法が手軽です。 **たたきのタルタルずし** ★握り寿司に見えますか?薄切りのかつおのたたきの下に隠れているのは、かつおを細かくたたいたタルタル! |
**材料(2人分) *かつおの節(生) 1/2本*玉ねぎのすりおろし 大さじ1*あさつきの小口切り 大さじ2*木の芽 6枚*おろししょうが 小さじ2*ガーリックパウダー 少々*麦味噌(なければ甘めの田舎味噌) 大さじ1*塩、こしょう 少々*オリーブオイル 少々*太白ごま油 大さじ1/2*づけ用のしょうゆ、みりん、薄口しょうゆ 適宜 | **作り方 1)かつおはフライパンに熱したオリーブオイルで表面をさっと焼き、あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やして5ミリ位の薄切りにする(半分凍らせておくと薄く切りやすくなります)。6枚を残して、残りは千切りにしてからみじん切りにする。 2)1のみじん切りのたたき、アサツキの小口切り、玉ねぎのすりおろし、木の芽半量のみじん切り、おろししょうが、ガーリックパウダー、麦みそ、塩、こしょう、太白ごま油を全てボウルの中で混ぜあわせる。 3)づけ用のタレを作る。みりん小さじ1をレンジで15秒加熱して煮きり、薄口しょうゆ小さじ1強、しょうゆ小さじ1.5を混ぜあわせる。 4)1で残して置いた薄切りのかつおのたたきに、枚数分に等分した2のみじん切りたたきをくるんで皿に並べる。3のタレを少量ずつ塗って、上に木の芽を飾る。 |