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高くても売れるのはなぜ?高級スーパーで「プチ贅沢」 FOO:D magazine 六本木店(1)

2001年11月、六本木にopen。旬香亭プロデュースの惣菜、こだわりの食材、ケータリングや英語が話せるコンシェルジュの配置、24時間営業など、六本木エリアにふさわしいサービスを提供。

執筆者:桜 美香

「東京都港区の大家さん」とも呼ばれる森ビルの再開発が進み、六本木ヒルズがオープンした港区六本木。そんな場所に2001年11月にオープンしたのが、食品スーパーマーケット「フード・マガジン」。西友が展開するスーパーマーケットです。

港区六本木六丁目に建設された「六本木ヒルズゲートタワー」は店舗(1~3階)、オフィス(3~9階)、高級賃貸住宅(10~15階)からなる複合ビルで、「六本木ヒルズ」のゲート的役割。「六本木ヒルズ」は、高層化で敷地に余裕を生み出し、生活に必要なほとんどを歩ける範囲でカバーする、という理想の“職住近接”プロジェクト。

高級賃貸中心の住宅棟には800世帯、約2000人が暮らし、高層オフィス棟の最上階にはニューヨーク近代美術館と提携した美術館。その他、9つのスクリーン、席数2000の複合映画館やレストランなど、物販、飲食、文化芸術、ホテル、情報発信機能を備えた、民間では国内最大級の再開発プロジェクト「六本木ヒルズ」と一体となり、2003年の竣工で“文化都心”を形成することになります。

ゲートタワー1~2階に位置する西友の都市型スーパーマーケット1号店「FOO:D magazine(フードマガジン)六本木店」。

安売り全盛のデフレ経済の中、高級志向を前面に出した、この新型スーパーは、売場面積約600平方メートル。周辺の高級マンションの住人やオフィスへの通勤者を中心顧客とし、24時間営業(年中無休)。

外観は緑を基調に六本木の街に合った都会的なイメージ。西友が展開する高級スーパーなのに、正面玄関はもちろん店舗内、店員さんのユニフォームなどにも一切「SEIYU」のロゴは使われておらず、1階は旬香亭のデリショップを中心にシャープなイメージ、2階はスーパーマーケットとして暖かみを持たせたデザイン。

「magazine」とはもともと“倉庫”を表す単語で、倉庫の在庫リストにコラムなどの記事情報を入れたものが今日の雑誌(magazine)の起源となっているんだそう。デイリーユースな食品から少しぜいたくな食材・惣菜まで、おいしいモノや情報が満載の“食の総合マガジン”として、雑誌を手に取るような気軽さで毎日使ってほしい、とのこと。

★FOO:D magazine概要はもう少し続きます。--->>次のページへ

+Page 1◆FOO:D magazine 概要~1
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