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会場のホテルに着いたら「控室」に案内されちゃった。 |
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ホテルなどの式場では、開宴まで控室で待ちます。身内や親戚の方がいらしたら、お祝いの言葉と招待に対するお礼を述べます。出席者同士もあいさつを交わして歓談しましょう。面識のない人とも、互いに紹介し合ってなごやかなムードに。 |
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食前酒を勧められたら?? |
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食前酒やおつまみなどが運ばれてきたら遠慮なくいただきましょう。披露宴前にウェルカムドリンクとして振舞われますが、軽いカクテルや水割り、ジュースや烏龍茶など様々な飲み物が用意されます。食前のアルコールは本来、食欲増進のための飲み物。久しぶりに会う友人とのおしゃべりに熱中していると、ついつい飲み過ぎがちです。注意しましょう。 |
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開宴時間が近づき、いよいよ入場の案内が。私は最後でいいわ。。 |
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開宴時間が近づくと、会場係から入場の案内があります。入□近くにいる人からすみやかに入場しますが、若い人から先に着席して年長者を待つのが礼儀です。ためらわずに案内に従いましょう。入り□では新郎新婦、媒酌人夫妻、双方の両親の前で立ち止まり、お祝いの言葉を述べます。 |
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スマートに着席する方法はありますか? |
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イスに座る時は、左側から出入りするとスマートですが、壁際などの場合は右側からでも構いません。昔の王侯貴族は身体の左にサーベルを下げていたので、それらが邪魔にならないように右腰から下ろしたとか。女性の場合、サービス係の方が椅子を引いてエスコートしてくれます。腰をおろすと同時に、サービス係の方が椅子を押してくれます。メニューを拝見し、席札と重ねて左前方に置きます。帰りがけに持ち帰ることを忘れずに。 |
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バックはどこに置けばいい?? |
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遠方から出席している場合は特に、大きな荷物は事前にクロークへ預けておきますが、着席してまず困るのは、手持ちバッグの置き場でしょう。たとえ小さなものでもテーブルの上に置くのはタブーです。背と椅子の間にはさむか、バッグハンガーに下げておきます。膝の上に置くのもマナー違反です。ちなみにお料理は左からサービスされますが、飲み物は右からサービスされるので、引出物の紙袋などがイスの上にセットしてある場合には、バッグと一緒に椅子やテーブルの下に入れるようにするといいでしょう。手袋をしていればこのタイミングで外します。 |
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座ったテーブルには知らない人ばかり。友人のいる隣のテーブルに席替えしてもいい?? |
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席次は新郎新婦や両家の意向で決めているので、できるだけ避けた方がよいでしょう。特に席次表がある場合や引出物の有無などによっては、混乱のもとになるため、会場側から断られるケースがほとんどです。またホテルなどでは各テーブル毎に担当者を決めて食事のサーブを行うので、変更が発生すると料理の数が変わったり、サービス全般に影響が出てトラブルが生じやすくなります。
こういう時の挨拶のチャンスは、一度逃すと気まずくなり、最後まで一言も会話をしないままになったりすることもあるので、着席したら両隣の方にはすぐに挨拶をしておきましょう。あとは、乾杯が終り食事歓談の時間に入ったらそれとなくビールを注いだりしながら簡単な自己紹介をして、楽しい会話を心掛けましょう。
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私はお酒を飲めません。乾杯の時のシャンパンやビールを断ってもいい?? |
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お酒が飲めない人はグラスに口をつけて飲むまねだけでもいいので、他の列席者と同じようにアルコール類をついでいただいて、お祝いの乾杯をするのがマナーです。間違ってもジュースやコーラで乾杯してはいけません。この時のお酒はたいてい強くないものですので、お祝いの席をみんなで盛り上げる気持ちでいただきましょう。
グラスはテーブルに向かって右前にあるものが自分のグラスです。また、シャンパングラスなど脚付きのグラスはカチンと合わせないで、脚の部分を持って目の高さに持ち上げるだけでかまいません。 |
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ワインやシャンパンをついでもらう時、グラスは持ち上げた方がいいの?? |
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テーブルの上にはたいてい4つのグラスが置かれていて、お酒の受け方は、グラスによって異なります。
☆ワイングラス
☆シャンパングラス:テーブルの上にグラスを置いて受ける。ワインが注がれたら、温度が下がらないようにグラスの足の部分を持っていただく。
☆ビール用タンブラー:グラスを手に持って受けてもかまいません。グラスを傾けると、相手も量を調節しやすいからです。
☆ゴブレット:お水用のグラス。
☆(番外)おちょこ:主に和食の時の日本酒用。右手におちょこを持って、その下に軽く左手を添えます。
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祝辞やスピーチの間は食事の手を休めなくちゃいけないの?? |
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基本的に来賓や新郎新婦の友人などがスピーチをしている間は、食事の手を休めなくてもマナー違反にはなりませんが(私語は禁物です)、始めと終わりには手を休めて拍手をします。また、同じテーブルの人がスピーチをしている時には、食事の手を休めた方がいいでしょう。 |