科学技術やIT技術の発達により、日々の暮らしがどんどん忙しくなっています。気が付かないうちに私たちは、スピードと競争しています。一生懸命追いつこう、追い越されまいと暮らしているのです。そんな今だからこそ「食事くらいゆっくり食べよう。」なのです。 もちろん、スローフード運動は、ファーストフードを食べちゃいけない、と言っているわけではありません。むしろ、『食べたい時や必要な時には上手に利用しましょう、気長に時間をかけて、食の大切さに気づけばいい、、、』というのが基本的な考え方です。 どんな環境にいても、一生懸命生きている人にとっては、毎日時間がたっぷりある、なんてことはありえないと思います。現代生活の中では、スローフードの考え方を日常習慣にするのは、現実には非常に難しいことだと思います。でも、「イベントのひとつとしてのスローフード」なら、できるような気がしませんか? イタリアの小さな町に生まれたスローフード協会のシンボルマークはカタツムリ。これだけでもスローな食卓がイメージできますね。
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・日本スローフード協会のホームページ ・イタリアンガイド沈 唱瑛さんのスローフードに関するレポート
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。