エアバスのオール2階建て機A380を
2008年秋からアメリカ線で運航
成田からシドニー、パース、ブリスベン、ケアンズのオーストラリア4都市へ就航しているカンタス航空。日本路線ではすべての便が夜に出発して翌朝オーストラリアに到着するスケジュールのため、旅の時間をとても有効に使えるもの特徴です。機材は主にエアバスA330とボーイング767を使用していますが、日本路線のキャビンはビジネスクラスとエコノミークラスのみの設定で、残念ながらファーストクラスはありません。
2008年秋からアメリカ線で運航を始めたエアバスA380 |
しかし世界に目を向けてみると、カンタス航空がいま最も注目を集めているのが、シンガポール航空とエミレーツ航空につづいて運航を始めたエアバスのオール2階建て巨人機A380のアメリカ線への投入です。しかもファンたちを驚かせたのは、メーカーが設定している標準座席数525席に対して、カンタス航空はなんと450席でA380のキャビンを設計したことでした。
A380就航に合わせて客室乗務員のユニフォームも一新 |
内訳はファーストクラス14、ビジネスクラス72、プレミアムエコノミー32、エコノミー332で、オーストラリアを代表する商業デザイナーのマーク・ニューソン氏がデザインしました。またA380の就航に合わせ、10月20日より客室乗務員のユニフォームも一新されています。
次のページでは、そのA380のファーストクラスの仕様にスポットを当ててみましょう。
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