エコノミークラス(1)
~シートの背当て部や座面を極力薄く設計~
これからの空の旅はエコノミーでも快適に |
「エコノミークラス」は、メインデッキのスイートクラス後方とアッパーデッキの後ろ3分の1程度のスペースに計399席を配置しています。メインデッキの“3-4-3”のシート配列は、ボーイング747-400の仕様と同じ。しかしA380のニューエコノミークラスは、シートの背当て部や座面が極力薄く設計され、その結果前後の間隔や足もと周りのスペースが広がって居住性が大幅に高まりました。
アッパーデッキの同クラスは、シートを“2-4-2”で配置。“2-4-2”はエアバスのワイドボディ機(A330/A340)と同じですが、キャビンの最大幅はA380のアッパーデッキのほうがA330/A340に比べて広い。そのぶんスペースに余裕があり、左右シートの脇には収納スペースのサイド・ビンも設置されています。
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