日本路線はタイ人クルーにも大人気
そんな同僚たちから日々言葉を学ぶ
日本人男性をクルーとして採用しているアジア系エアラインは、キャセイパシフィック航空とこのバンコクエアウェイズだけ。松井さんにとってはまたとないチャンスだったのでしょう。いまの仕事は自分に合っているという松井さんは同僚たちからの信頼も厚く、平元さんも「男性が乗務していると、力仕事なども率先して引き受けてくれて、とても心強いです」と話していました。
仲のいいタイ人クルーたち。中央はこの便の女性機長 |
二人ともバンコクベースの生活にもすっかり慣れたそうで、平元さんは、バンコクではいろんな種類のマッサージに通うのが一番の楽しみだとか。当面の目標は一日も早くタイ語をマスターすることだと言います。
「同僚のタイ人クルーたちに『これはタイ語で何ていうの?』と質問し、毎日1語ずつボキャブラリーを増やすことを日課にしています。そうしたら、反対に彼女たちも『これは日本語で何?』と聞いてくるようになりました。日本路線はタイ人クルーにも人気で、お客さまと日本語で話せるようになれたらいいなとみんな言っています」
≫≫≫ 次のページは「アジアのブティックエアライン」