タイの人たちの優しさに魅かれ
この国で働きたいと思い始めた
「それまで続けていた英語教師をやめて、友人と初めてタイを旅したときに直感で思ったんです。私はこの国に住みたい、住んでみたい──と。タイの人たちの優しさに魅かれたのでしょうね」
広島から乗ったバンコクエアウェイズPG812便に乗務していた平元禎子さんは、機内での私とのインタビューでそう答えてくれました。平元さんは2007年12月に同エアラインに入社した7人の新しい日本人客室クルーのうちの一人です。
平元禎子さん(左)と松井剛さん(右) |
同じ便に乗務していたもう一人の新人、以前はコリアンエアーのグランドスタッフとして成田に勤務していた松井剛さんも、やはりタイが大好きだったと次のように話します。
「プライベートでは、10回以上はタイを訪れましたね。気候もいいし、人も親切。いつか何かしらタイに関わる仕事したいなと考えていたことと、飛行機が好きで、できればクルーとして飛びたいと思っていました。そんなとき、インターネットでバンコクエアウェイズのクルー募集を見つけたんです」
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