《News 7》
英国ロンドンでテロ未遂が発覚
国内各空港も影響を受けて終日大混乱！
ロンドン・ヒースロー空港で8月11日、航空機爆破テロ未遂事件が発覚。英米両国が厳戒態勢に入ったのを受け、ちょうど夏休みの出国ラッシュが始まった日本の各空港も大混乱に陥りました。これがもし“未遂”に終わらなかったら、と思うと、ゾッとしますね。当日、米国に向かう予定だった知人に電話をかけて伝えてもらった成田空港の混乱ぶりを、私もレポートで報告しました。「エアチケット」ガイドの鳥海さんも事態を重く見たようで、同じ日のほぼ同時刻に関連ニュースを発信しています。
 |
| 【左】成田空港ターミナル。【右】空港ロビーでは搭乗手続きを待つ長蛇の列ができた。 |
【関連記事】
■「【緊急】英テロ未遂で国内空港も大混乱！」
■「【速報】ロンドン発便厳戒態勢」～「エアチケット」サイト～
《News 8》
唯一の国産旅客機YS-11が
沖永良部／鹿児島線でラストフライト
唯一の国産旅客機として日本の、世界の空で活躍してきたYS－11が9月30日、日本エアコミューター（JAC）の沖永良部／鹿児島線の記念フライトを最後に41年におよぶ国内定期旅客輸送から引退しました。午後4時7分に沖永良部空港を離陸したJAC3806便は、同5時42分に鹿児島空港に到着。消防車2台が放水するアーチの下をくぐった“日本の翼”の最後の雄姿に、空港に駆けつけたたくさんファンや関係者たちはが名残惜しそうに別れを告げていました。
 |
| 日本エアコミューター（JAC）が運航してきた国産旅客機YS－11。(c)日本エアコミューター |
【関連記事】
■「ありがとう、日本の翼！」
《News 9》
外資系人気エアライン3社が
続々と新キャビンを発表
年頭から各社の新キャビン導入がつづいた2006年。秋以降にも、キャセイパシフィック航空が9月に香港で、シンガポール航空が10月にシンガポールで世界中の記者たちを招いてこれまでにないコンセプトでの新キャビンを発表し、「空の旅はここまで進化するのか！」と関係者たちを唸らせました。そして11月にはフラットシートのパイオニアであるブリティッシュ・エアウェイズ（BA）も、1億ポンド（約220億円）を投資し開発を進めてきた次世代型ビジネスクラスをロンドンで披露しています。他社との差別化をはかってファンを獲得し、熾烈な競争に勝ち残ろうと、各社とも必死のようですね。
 |
| 2006年は各社の新キャビン導入が相次いだ。写真はBAが発表した次世代型ビジネスシート。 |
【関連記事】
■「キャセイ航空のシート革命」～Blog「雲の上の書斎から」～
■「シンガポール航空の超豪華新キャビン」
■「ベールを脱いだBAの新ビジネスクラス」
《News 10》
エアバスA380が日本に初飛来
2009年夏にはパリ／成田線投入へ
エアバス社が開発中のオール2階建て巨人機A380が11月19日、テストフライトとPRを兼ねて成田空港に初飛来しました。当日は朝から雨まじりのあいにくの天気だったにもかかわらず、多くのファンが空港周辺に詰めかけていたそうです。A380は製造の遅れが懸念されていますが、やはりファンたちは就航を待ち望んでいるのですね。そしてその10日後には、エールフランス航空が2009年夏にパリ／成田線へのA380投入を発表。まだまだ先の話ですが、いまから楽しみです！
 |
| 成田空港に初飛来したエアバスA380。航空写真家・小栗義幸氏撮影。 |
【関連記事】
■「A380が日本に初飛来」～Blog「雲の上の書斎から」～
■「パリへ行こう、A380で！」～Blog「雲の上の書斎から」～
