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【P.1】 現地でしか味わえない“オフライン”の旅を楽しむ
【P.2】 あえて寄り道、シンガポール観光とセットで旅を計画
【P.3】 シルクエア1番機を地元サバ州の関係者たちも大歓迎
【P.4】 Photo Report ──コタキナバルの旅
たまには“オフライン”の旅も楽しみたい
たまには「オフライン」での空の旅をのんびり楽しみたい |
世界には、日本に未就航のエアライン(オフライン)が数多く存在します。日本から直接乗ることのできるエアラインは、むしろ全体の一部に過ぎません。私も最近、久しぶりにそんな“オフラインの旅”を満喫しました。今回私が利用したのは、シンガポールからアジア各都市への中・近距離路線を運航するシルクエアです。
シンガポールのチャンギ空港を拠点に、プーケット、ランカウイ、メナド、ロンボクなどの南国ビーチリゾートや、アンコールワットで有名なシェムリアップ、インドネシアの古都ソロなど、エキゾチックで刺激的なアジアの各都市へ旅人たちを誘(いざな)うシルクエア。就航路線は10カ国25都市におよび、世界の主要都市を結ぶシンガポール航空の“地方の翼”として旅のネットワークを広げています。
05年12月からマレーシア・サバ州へのコタキナバル線が就航 |
世界で3番目に大きい島──ボルネオ島。その北部に位置するマレーシア・サバ州は手つかずの大自然に包まれた希少動植物の宝庫であり、また東南アジアの最高峰キナバル山へのホームとして、さらに世界屈指のダイビングスポットとしても知られています。サバ州の州都コタキナバルはボルネオ観光の玄関口であり、年間を通して世界中から訪れる旅行者が跡を絶ちません。
05年12月、シルクエアが新規就航するコタキナバル線の1番機を取材するため、私はシンガポールへ向かいました。
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