インド洋に展開する空母艦隊からF-14トムキャットやF/A-18といった戦闘機を出撃させ、レーザー誘導ミサイルで敵陣を攻撃。隣国パキスタンの陸上基地からはF-15、F-117、B-1、B-52Hなども発進しています。アフガンの制空権はほぼ抑えたと米国防省は発表しました。
しかし一方で、誤爆のニュースも相次いでいます。赤十字の援助物資を貯えた倉庫が2度にわたって被弾し、食糧などが大量に失われたほか、民家への誤爆で多数の住民が犠牲になっているらしい。投下されるミサイルや爆弾がすべて精密誘導されているとは限らないこと、また空母や陸上の発進基地から攻撃目標までの距離が遠く、各戦闘機とも本来の攻撃距離をはるかに超えていることなどが原因として考えられます。パイロットたちにとってもかなりの激務であることは間違いありません。
では、仮にこの戦闘にJSFを投入できたとすれば、どうだったか? 軍事問題に詳しい評論家の小川弘志氏は言います。「朝飯前とまでは言わないが、パイロットは意外とラクに任務を遂行できたでしょうね」
