ロウを湯煎で溶かします
色を付けたい場合は、まずクレヨンを細かく削っておきます(粉に近い状態に)。入れすぎると、燃焼が悪くなるので、少量だけ用います。着色したい色より、少し濃い目の色を使用すると、少量でも色がつきやすいです。
お鍋に湯を沸かし、その中にロウを入れた一回り小さい容器を入れて、ロウを湯煎で溶かします。ロウを入れるのにガイドはアルミ缶を利用しましたが、取っ手つきのボウルなど、持ち手のある方がいいかもしれません。お湯が中に入らないように、気をつけてください。かき混ぜるのは、割り箸などで。ロウを入れた容器は、直火にかけないでくださいね。
ロウが溶けたら、手順1で準備した、削ったクレヨンを入れてかき混ぜます。
型にいれて固めます。その1 抜き型編
抜き型に、ロウを注いでいきます。画像のように、アルミ箔で作った箱全体に、ロウが行き渡ります。ロウが固まる前に、芯がきちんと真ん中にいくように調整します。色を何層かにしたい場合は、最初の色のロウが固まってから、次のロウを注ぎます。
ロウがしっかり固まれば、芯を竹串からはずします。さらに型もはずします。型の周りの余分なロウは、また溶かして使ったくださいね。
芯を適当な長さにカットして、出来上がり。フローティングキャンドル(水に浮くロウソク)としても利用できます。
その2 その他の型編
牛乳パックで作ったキャンドルです。そのまま牛乳パックを破いて、型から取り外します。このように、アルミ型やヨーグルトの空きパックなどは、型を破いたり切ったりできるので、取り外しが楽です。
何回かに分けてロウを流し固めたので、色の層が出来ました。
こちらは、シリコン型です。
出来上がり。水に浮かべて使うとカワイイです。
りんごをロウソク立て代わりにしてみました。りんごの上側をくりぬいて、そこにロウソクを立てます。ちゃんとロウソクが安定して立つように気をつけてくださいね。