最近、ミシンについてよく聞かれることは、「どのメーカーのミシンがいいの?」「何十万もする高いミシンと、他のミシンはどこが違うの?」ということです。テレビの通販で購入できるミシンは、安いもので2万円弱。しかし、高いミシンは30万円以上もするものがあります。どっちを買ったらいいのか迷ってしまいますよね。
では、30万円以上のコンピュータミシンは何ができるのでしょうか?
■液晶パネル
ステッチの種類、文字やキャラクターの刺しゅうが大きな液晶パネルで一覧できます。糸の通し方、針と糸の選び方などのヘルプ機能も、パネルに表示されるので、分厚いマニュアル本を開かなくてもすみます。
■インターネット
本体に内蔵されている各種の刺しゅうや図案のデータのほかに、メーカーのホームページから、常に新しいデータがダウンロードできます。そのため、ミシンにフロッピーディスクドライブが付いているものがほとんど。パソコンとミシンを直接つなぐことができるタイプもあります。
■キルティング、刺しゅう
キルト綿をはさんでステッチするキルティングには、専用のアタッチメント(押さえ金)を使用すると、シワや歪みがなく、美しく仕上げることができます。フェザーなどの難しいキルティング図案のデータつきのミシンもあります。刺しゅう用の専用枠、コーディング用の押さえ金、2本針など、手芸の可能性を広げる機能がたくさん!
もちろん、コンピュータミシンもいいけれど、足踏みミシンも大好きという方は、まだまだいらっしゃいます。実は、私自身のミシンは、18年前に購入したシンガーの直線縫いとジグザグ縫いしかできないミシン。でも、18年間一度も調子が悪くなったことがなく、まだまだ使えます。ミシンも針やハサミと同じ道具ですから、自分の使いやすいものがいちばん、ということですね。
<関連リンク>(50音順)
・ジャノメミシン セシオ EX? 281,000円
・バイキング社 ハクスバーナ デザイナー1
・ブラザー ULT 21 398,000円
・ベルニナ(英語サイト)アーティスタ 170up e 380,000円
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