「熱意が重要」と語る高橋様 |
重要視するのは「たくさんの人に使ってもらえるものを」という熱意
水上:すべての職種について、スキル以外で重要視するのはどういう点ですか?高橋:重要視するのは「熱意」です。
インターネットに対しての将来性について、熱く語れるか?ということが大事だと思います。 ただし、そこで注意しなくてはいけないことは、その方のインターネットでやりたいことが Yahoo! JAPAN側と合致しているか?ということです。
あまりにもトンガッたことをやろうとする方は、お断りするケースが多いですね。
水上:トンガッた、と言いますと?
高橋:考えのベーシックなところが当社と一致しているか?ということです。
中途採用の場合でも、斬新なアイディアももちろんアピールとして重要なのですが、 それよりも、その考えの根本的な部分が当社と一致しているか?ということが大切です。
水上:具体的にいうと、どういうことですか?
高橋:我々が一番重要視しているのは「インターネットをたくさんのお客様に使っていただくこと」です。 そこに共感してもらえる方で、インターネットの将来性にかけてみたい、という方を求めています。
その上で、たとえば新しいサービスを提供する上での採用の場合、その新しいサービスに関しての 専門的な知識を持った方と、当社のこれまでのノウハウの蓄積を融合させていく、ということです。
水上:実現性の高いアイディアで、かつニーズの見込めるサービスを優先する、ということですね。
社内では、アイディアというのはどのように出されるのでしょうか? 出しやすい環境ということ について、どのようにお考えでしょうか?
高橋:その辺は、ものすごく風通しがいいですね。アイディアを出しやすい、また意見を言いやすい環境になっています。 たとえば、組織的にあまり階層をつくらないようにしています。相手を役職名で呼ばないのです。 ですので、たとえば会議とかで新しく入った人は、参加メンバーで、だれがえらいのか、わからない。 それこそ井上も、対外的にはもちろん社長ですが、社内では「井上さん」と呼んでいます。 ただし、体制として、各部署で相互管理をしています。出されたアイディアは、必ず必要な各セクションで検討されます。
水上:そういったことが自由な発想を生んでいる環境をつくりあげている一因になっているのですね。
高橋:まあそのためにやっている、ということではないですけどね。
水上:本日オフィスをお伺いして思ったのですが、確かにスタッフの皆様はのびのびと働いている、という 雰囲気ですね。服装も自由なのですか?
高橋:服装についても規定はありません。原則自由です。 営業は自発的にスーツを着用していますけど。対外的な動きが多い職種ですからね。
<以下、Vol.2(近々アップ予定)に続きます。お楽しみに>