修理以外のサービスも提供しており、
プレインストール修復作業 5,250円
Windowsを長い期間使っていると、ソフトウェア上の問題でWindowsの動作が遅くなってしまうことがある。これを解消する手っ取り早い手段はインストールし直すという作業になるが、これを有料ながら専門家にやってもらえるサービス。ただしデータや設定も消えてしまうので事前のバックアップは必要になる。ハードウェアパスワード解除作業 3,150円
BIOSパスワードなどがわからなくなってしまった場合、身分証明書の提示で、その場でパスワード解除するサービス。(Windowsパスワードは不可)館内CDドライブ装置の貸し出し 525円
dynabook SS SX など光学ドライブを内蔵していないB5ノートでOSの再インストールなどリカバリをしたいが、外部ドライブを持っていないような方に、PC工房内限定だが貸してくれるサービス。東芝PCリフレッシュサービス
スタンダードコース 2,100円 分解を伴わない清掃、ソフトによるハードウェアチェック、キーボードの交換(部品代別)
デラックスコース 5,250円 本体内部の清掃、ソフトによるハードウェアチェック、ファン・キーボードの交換(部品代別)メモリ増設作業 2,100円
純正メモリを購入すると高いが、dynabook本体とそれの仕様に合う増設メモリを持参すれば、増設メモリの取り付けをその場で代行してもらえるサービス。メモリが仕様に合うものなら秋葉原の安い店で購入しても柔軟に対応してもらえるサービス。
など、さまざまなサービスをメニュー化している。これらのサービスは基本的に当日中に出来るものだが、出来ないものは翌日や、東芝の集中修理拠点で行われるものもある。当日中が希望なら事前に電話で確認するのが良いだろう。
工房内風景:ユーザー用の作業スペースも(写真右側)
このPC工房での究極のサービスは、「一日修理サービス」だ。部品準備のために事前予約が必要だが、持ち込んだ物をその場で修理してくれるサービスとなる。東芝PC修理センターでの修理は最短でも3日、平均的には6日程度手元からパソコンが使えないが、このサービスを使えば数時間で修理が終わる。
通常の修理費用に加えて3150円の特急料金は考え方にもよるが、かなり安い値段とも言える。
まとめ
東芝PC工房は東芝が長年続けている独自のサービス。ILWと同等のサービスは他社も行っているが、東芝くらいの経験があるメーカーは少ない。これらのサービスを維持するのには高いコストが必要で、会社としては金をかけるのは難しくないが、それよりも難しいのが、これらのサービスを継続するためのスキルの高い人材の維持だ。
他社がこれらのサービスを行っていないのも、様々な理由があるだろうが人材の問題というのも大きいだろう。
見えないところでは社内の教育はもちろん、販売店などへの教育も積極的に行っているという。ワールドカップのスポンサーでもある東芝の今年の動きには注目したい。