現役時代と比べて、老後になって増えてくるのが自由な時間。今ならゆっくりと旅を楽しめると感じる一方で、シニアは体力や費用、持ち物の心配もありますよね。
では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。All Aboutが募集している「10万円以下のシニアの秋冬旅エピソード」から2026年9月29日に回答のあった、埼玉県在住70歳男性のエピソードを紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:mama
年齢・性別:70歳・男性
同居家族構成:本人、妻
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:埼玉県
現在の現預金:2億円、リスク資産:1億円
現在の収支(月額)
世帯のひと月の収入:夫婦の年金37万円、本人の労働収入50万円、妻の労働収入2万円、配当・家賃収入など35万円
世帯のひと月の支出:45万円
行ってよかったシニアの秋冬の旅先は北海道・大雪山
「1年に4回以上、夫婦ふたり旅」をすることが多いというmamaさん。
シニアになって行ってよかった秋冬の旅先は、「2026年9月に妻と訪れた5泊以上の北海道・大雪山」だそう。移動には「飛行機とレンタカー」を利用したとのこと。
この旅については「自然が多くて人が少なく、エゾジカが多い道東・道北を、好天に恵まれて旅行できた。これから体は衰えていくので、山の紅葉を楽しめる回数も残り少なくなる中で、日本で最も早い紅葉が楽しめる大雪山で素晴らしい紅葉を楽しめた」と振り返ります。
訪れたのは「霧多布湿原、野付半島、大雪山黒岳・赤岳」などで、宿泊先には「層雲閣」などを利用したそうです。
旅行にかかった費用は「交通費4万円で別途、マイル特典航空券を利用。宿泊費12万円、食事など4万円。全て2名分」とあり、1人当たり10万円となったようです。
「連泊して、予報に合わせて登山日を決めるのがよい」
旅の中で特によかったものとして「素晴らしい紅葉の大雪山赤岳」を挙げ、宿は「尾岱沼温泉シーサイドホテル。露天風呂から日の出を鑑賞できた。安価ながら、食事は派手ではないがおいしかった」と話します。
旅先で印象に残っている点として「大雪山黒岳は麓の層雲峡から5合目までロープウエーがあり、さらに7合目までリフトで上がれるため、外国人を含む登山者が多かったが、赤岳は途中の駐車場が狭く、紅葉期で車両交通規制をしていたため全体に人が少なく、登山者は日本人が多かった」とのこと。
尾岱沼温泉シーサイドホテルについては、「昔は立派なホテルだったと思われるが、ウェブサイトを見ると不安に感じる古ぼけたホテルだった。しかし、内部は清潔で問題なく、なんといっても食事は豪華ではないが非常においしかった。1名1万5000円以下で泊まれて、このホテルはおすすめです」とmamaさん。
同じ場所を訪れる人に向けては「山の自然を楽しむためには好天に恵まれるのが必須要件になるので、できるだけ連泊して、予報に合わせて登山日を決めるのがよい」とアドバイスします。
「毎月末に全ての金融資産額をチェックしている」
年金生活における旅費のやりくりについては「毎月定額を預金するとともに、全ての金融資産額を毎月末にチェックし、寿命と考えている100歳までの、年金を含む毎年の全ての予定収入と、生活費を含む予定支出を決めている。この中で毎年の遊興費を決めて、国内外への旅費に充てている」とのこと。
シニア旅行の心配については「古希を過ぎれば体は明らかに衰えるので、美しい自然の景色を楽しめる、訪れることが大変な場所は年を重ねる前に行くべきだと思います。今回は腰と膝のサポーターのお世話になりました」と話します。
最後に、これから旅行を計画している同世代に向けて「旅行を楽しむためには健康であることが必要です。まずは日ごろの運動や健康維持のための生活習慣を心掛け、旅行代理店がツアーに組み込んでいる混み合う観光スポットを避けたほうが楽しめます。混み合う観光スポットに行くのであれば、団体客が動き出す前の早めの午前中、あるいは団体客がいなくなる遅めの午後の訪問がよいと思います」と話されていました。
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