現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施している「年金生活に関するアンケート」から、2026年10月7日に回答があった福岡県在住67歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:美智子
年齢性別:67歳女性
同居家族構成:本人、夫
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:福岡県
リタイア前の雇用形態:パート・アルバイト
リタイア前の年収:250万円
世帯の預貯金:3000万円、リスク資産:300万円
これまでの年金加入期間:国民年金468カ月(第1号60カ月、第3号408カ月)、厚生年金48カ月、個人年金保険300カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万9300円
老齢厚生年金(厚生年金):6600円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
そのほか(企業年金や個人年金保険など):個人年金保険年60万円
配偶者の年金や収入:年金約162万円、アルバイト120万円(いずれも年額)
「足りない分は貯蓄と個人年金、夫のアルバイト収入から」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答した美智子さん。その理由は「物価高の影響も受けて、食費の値上がりや光熱費などの負担が大きく、公的年金だけではとても賄いきれないため」と話します。
ひと月の支出は「約25万円」。毎月「貯蓄と個人年金から3万円程度を引き出し、夫のアルバイト収入から5万円ほど補填(ほてん)」しているとのこと。そのほか「太陽光発電で月に5000円程度の収入がある」そうです。
「外出時は必ず水筒、ペットボトル飲料は買わない」
日ごろの節約については「食費は安い店を使い分けていて、予算を月4万5000円、1日当たり約1500円に設定している。業務スーパーでは冷凍野菜や乾麺、調味料などを、イオン系や西友のスーパーではプライベートブランドの商品を購入する。外出時は必ず水筒を持参して、外でペットボトル飲料を買わないなど、小さなところから心掛けています」と説明します。
2026年に入って負担が増えたと感じたのは「いつも買っている、すぐに作れる3袋入りのナポリタンが、150円台だったのが200円台になっていた」とき。一方、物価高でも削れないのは「光熱費や医療費。健康に関わることなので削れない。大病をしたほうがよほどお金がかかるので、その前の予防として冷暖房は必要に応じて使い、病院にも行くことにしている」と話します。
よく利用する店については「スーパーのマックスバリュは野菜が1つから売っているので必要な分だけ買えて、WAONで支払えばポイントもつく。ドラッグストアのコスモスは税込み価格表示で分かりやすく、ポイントがつかない分、日用品などが安い」とのこと。役立っているのは「マックスバリュのG.G感謝デー。毎月15日は5%引きになるので助かる」そうです。
老後の味方は常温保存できる食品や冷凍食品で「日によって買い物に行けない日や食欲がない日があるので、いつでも食べられる食材が家にあるのは助かる」と言います。
「年金からも社会保険料、手取りが想像以上に少ない」
年金生活に入って予想外だったのは「年金からも社会保険料が引き落とされるので、手取り額が想像以上に少ないこと」。現役時代を振り返ると「結婚後、すぐに夫の扶養に入ったが、会社員として働き続けて厚生年金を長くかけておけばよかった」という美智子さん。
年金生活での楽しみは「毎月家計簿をつけていて、予算内に収まったとき」だそう。最後に不安を尋ねると「貯蓄から毎月取り崩しているので、あと何年生きるか分からない状況で、底をついてしまうのではないかという不安があること」と語られていました。
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