現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施している「年金生活に関するアンケート」から、2026年7月23日に回答があった香川県在住73歳男性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:爺
年齢性別:73歳男性
同居家族構成:本人のみ
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:香川県
リタイア前の雇用形態:自営業・自由業
リタイア前の年収:150万円
世帯の預貯金:700万円、リスク資産:850万円
これまでの年金加入期間:国民年金278カ月(第1号)、厚生年金202カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):7万3000円
老齢厚生年金(厚生年金):5万2000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
そのほか(企業年金や個人年金保険など):なし
「食費は2割上がったが、年間予算の範囲内」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した爺さん。
その理由として「身体障害者手帳1級で、住民税非課税世帯などの特典として自動車税やNHK受信料の免除、障害者への食費などの免除、マル優・特別マル優で、年間20万円程度の特典を受けている。医療費は後期高齢者医療制度で1割負担だが、医療機関に通うこともない」と語っています(マル優は、身体障害者手帳を持つ人などが、元本350万円までの預貯金などの利子を非課税にできる制度。特別マル優は、同じく額面350万円までの国債や地方債の利子が非課税になる制度)。
ひと月の支出は「約10万円」で、年金だけで毎月の支出を賄えているとのこと。2026年に入って食費は「スーパー、アマゾンとも2割程度上がった」そうですが、「年間予算を組んでいるので予算の範囲内に収まり、負担は感じていない。金利上昇による収入増がカバーしていると感じている」と話します。
「風呂も料理も暖房も灯油で、年間2万円程度」
日ごろの節約については「毎月、光熱費を詳細に計算している。風呂は灯油温水器、料理は灯油コンロ、暖房は灯油ストーブで、灯油は年間160L程度、2万円程度で済む。照明はLEDにして遠隔スイッチで管理し、毎日の電気使用量を把握している」と説明します。
食費については「週1回のまとめ買いと、週4回の昼食・夕食の宅配。宅配は生存確認を兼ねて利用していて、障害者の特典で利用料が一部減額される。食事は野菜中心で、そのほかはアマゾンの定期購入を計画的に活用している。外食はほとんどしていない」とのこと。よく利用する店にはザ・ビッグを挙げ「5%割引やクーポンなどがあるため」と回答されています。
「自宅のWi-Fi環境で快適な生活を送れている」
現役時代を振り返ると「後悔は別にないが、最終的に社労士、行政書士、ファイナンシャルプランナーなどの士業だったので、いろいろな意味で役立った」という爺さん。
年金生活での楽しみは「仕事などの煩わしさがなく、家ではパソコンなどのIT機器と有線LAN、Wi-Fiで通信網を構築して防犯カメラの映像やデータなどを確認でき、快適な生活を送れている」ことだそうです。
最後に年金生活での不安を尋ねると「別になし」と回答されていました。
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