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口癖が「すみません」だった50代女性が激変した? 1日10秒「蛇口ピカピカ磨き」で起きた奇跡

「部屋をきれいにできない」と悩み続けている方は必読。ネガティブの沼から脱出した女性が試したのは「小さな1か所を磨くこと」でした。人生が激変した女性のエピソードをもとに、続けやすい掃除のコツを紹介します。※サムネイル画像:PIXTA

All About 編集部

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蛇口をピカピカにして人生が変わった ※画像出典:PIXTA
蛇口をピカピカにして人生が変わった ※画像出典:PIXTA

一度に全体を片付けようとして、部屋の掃除に挫折していませんか。そんなあなたには、まずは「蛇口をひとつ磨く」ことから始めることをおすすめします。

環境整備コンサルタントの舛田光洋さんの著書『あなたの部屋は、あなた自身です。「人生」と「空間」の相関法則』では、筆者が提唱する「そうじ力」をもとに、人生を整えていくメソッドを解説。

今回は本書から一部を抜粋し、「蛇口磨き」で人生が変わった女性のエピソードをお届けします。

目次

ネガティブ女性が「蛇口ピカピカ」で人生激変

教育関係の仕事をしているEさん(50代・女性)は、長年ネガティブに物事を考えてしまうという悩みを抱えていました。口癖が「ごめんなさい」と「すみません」でした。

このネガティブな性格によって、結婚生活もうまくいかず、さまざまなトラブルにも巻き込まれてきた人生だったといいます。

「そうじ力の実践で、なんとか克服できないか」

このような相談を受けました。ただ問題としては、仕事の関係上時間が取れないこと、持続すること自体が苦手ということでした。話を聞いてみると、なぜそんなにネガティブなのかと疑問に思うくらい知的で博学、資格もたくさんもっています。本来、自信に満ちあふれているべき人だと思いました。

しかし、彼女はオドオドしていて、とても自信がないように見えました。そこで彼女に、こうアドバイスをしました。

「まずはキッチンの蛇口ひとつを毎日ピカピカにすることからはじめましょう。一度、汚れを落としたら、それを維持するのにはそんなに時間はかかりません。わずか10秒でできます。ただし、その蛇口を自分自身だと思って磨いてください」

毎日わずか10秒で起きた心の変化

一度、汚れを落としたら、それを維持するのにはそんなに時間はかかりません。わずか10秒でできます。毎週、彼女から報告を受けました。最初は半信半疑な状態だったのが、毎日蛇口だけを磨いていくことで、心に変化が起きてきたというのです。

「朝イチでピカピカの蛇口を見るからか、心がすごく明るくなった気がします」ということでした。次に、「蛇口を拭きながら、『今日もピカピカな私、ありがとう』と、唱えながらやってみてください」とアドバイスしました。

3か月ほど経った頃でしょうか。彼女は驚くほど変化していました。あのオドオドとした彼女はもういませんでした。

実際に会ってお話をしていても、ネガティブな発言が減っていたのです。それどころか、人前で話す仕事も増え、これまでの知識と経験をいかし、本の執筆にもチャレンジするくらい、ポジティブになりました。さらにうれしいことに、多国籍の学生と関わる彼女は、そうじ力の実践を多くの人に伝えてくれています。

時間に追われているからと、最初はひとつの蛇口を磨くことからはじめた彼女でしたが、いまでは家中のすべての蛇口を磨くようになりました。そして、いつしかキレイな部屋に変わっていったといいます。

「私の心は、蛇口のように曇っていたんです。いつも自分にダメ出しをしていました。でも毎日蛇口をキレイにすることで、ダメな私も取り除かれていくようでした。こんなに晴れ晴れした気持ちは、子供の頃以来かもしれません。いまは、自分の能力を最大限に使って、学生や社会のためになりたいと思っています。ありがとうございました」

と、うれしいメッセージをいただきました。そんな彼女の口癖は、「おかげさまです」と「ありがとうございます」に変わりました。

自分を否定したり、どうしてもネガティブに考えてしまったりと悩んでいる人は多いでしょう。とくに日本人は、真面目な性格ゆえに、自分に対して厳しくしがちです。

もっとやらないとダメと自分を精神的に追い込んでしまったり、人と比べて劣っていると思い込んだりして、気づけば自分を責めてしまいます。

ネガティブ思考の傾向があると気づいても、自分の力でこれを解決することは難しいのです。しかし、蛇口たったひとつを磨きつづけるだけで、心の傾向が修正されるほどの効果があるのです。

自己肯定感を高める「蛇口磨き」

そうじ力でまず実践してほしいひとつ目のポイントは、「小さなところを磨く」ということです。たった1か所でかまいません。本当に小さな、小さな一歩かもしれません。しかし、それは種子となり、確実に育ち、実をつけます。いずれ、必ず部屋全体を整えることができるでしょう。また、小さな実践は、挫折を避けることができます。

磨くと光るものがいいですね。鏡もいいですが、まず「蛇口」からはじめてみましょう。Eさんは、キッチンの蛇口を毎日磨くことを継続し、一旦キレイにしてから、毎日そのピカピカの状態を維持しつづけました。

蛇口を磨くことは、習慣化しやすいというメリットがあります。手を洗う、茶碗を洗う、トイレに入ったら……ついでに磨くと決めれば、毎日のルーティーンに組み込みやすいのです。

毎日習慣として、蛇口をピカピカにすれば、それを毎日見ることになるのです。Eさんは、この習慣で自己肯定感が高まりましたね。

さらに他の箇所へと、行動が拡大していく

日々、蛇口を磨くことが、ネガティブに陥りがちな気持ちを改善してくれるという報告はよくいただきます。

そして、小さな箇所を磨きつづけることで、さらに他の箇所へと、行動が拡大していくようになります。まずは信じて実践してください。どんなに乱雑で、どこから手をつけたらいいのか途方に暮れそうな部屋でも、たった1か所小さな場所を磨きつづけるという行為がそうじ力の土台となります。

そうして、部屋全体がキレイになるまで、その行動が伝播(でんぱ)していきます。キッチンの蛇口を磨く行為は、やがて洗面所の蛇口、浴室の蛇口、トイレの洗浄レバー、洗濯機につなげてある蛇口……などに拡大します。その結果、家中の蛇口をピカピカに光らせるようになるのです。

 

著者:舛田光洋(ますだ・みつひろ)
そうじ力研究家。環境整備コンサルタント。1969年、北海道むかわ町生まれ。清掃業を通し、「空間と人生の相関関係」や「環境整備による心の変化」に気づき、独自に研究後、人生哲学「そうじ力」を提唱する。「自己啓発としての掃除」に関する書籍の第一人者であり、著書には、累計50万部になった『夢をかなえる「そうじ力」』『「そうじ力」であなたが輝く!』(いずれも総合法令出版)からはじまり、ミリオンセラーになった『3日で運がよくなる「そうじ力」』(三笠書房)などがある。

『あなたの部屋は、あなた自身です。 「人生」と「空間」の相関法則』(舛田光洋)
『あなたの部屋は、あなた自身です。 「人生」と「空間」の相関法則』(舛田光洋)
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