
普通預金で年1%の金利を提供する銀行が登場しています。それでも定期預金に預ける意味はあるのでしょうか? 今回は、金利上昇時の普通預金と定期預金の使い分けについて、元銀行員の筆者と共に考えてみましょう。
普通預金が年1%でも、定期預金に預ける意味はある?
普通預金でも年1%の金利を提供する銀行が登場していますが、定期預金には普通預金より高い金利が設定されている商品もあります。より多くの利息を受け取りたいのであれば、普通預金と定期預金の金利を比較して、定期預金を利用することを検討してもよいでしょう。
また、普通預金と定期預金では、金利の仕組みにも違いがあります。
普通預金は変動金利のため、預けている途中で金利が変更されることがあります。一方、定期預金は固定金利の商品であれば、原則として預入時の金利が満期まで適用されます。
今後の金利がどう動くかは分かりませんが、一定期間、現在の金利で預けたいという人にとっては、定期預金を利用する意味があるでしょう。
普通預金に入れたままだと、使ってしまうことも
普通預金はいつでも自由に引き出すことができるので大変便利なのですが、そのような特性上、本来であれば貯めておきたいお金まで使ってしまうことも考えられます。
いつでも引き出せると思っていると、いつもなら歯止めがきく支出であっても、つい使ってしまうことがあるかもしれません。
そのような人なら、日常生活で使うお金は普通預金、当面使う予定のないお金は定期預金というように、目的によって預け先を分けるのも1つの方法です。
もちろん、普通預金の金利が高いのであれば、無理に定期預金へ預け替える必要はありません。
大切なのは、普通預金と定期預金の金利差だけでなく、いつ使うお金なのか、自由に引き出せる状態にしておく必要があるのかを考えることです。
金利が上昇している今は、普通預金、定期預金ともに魅力的な商品が登場しています。それぞれの商品の特徴を理解し、自分のライフスタイルやお金を使う時期に合わせて預け先を選ぶようにしましょう。







