現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施している「年金生活に関するアンケート」から、2026年6月19日に回答があった東京都在住65歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:音彩
回答者本人:65歳女性
同居家族構成:本人、長男(25歳)
住居形態:賃貸
居住地:東京都
リタイア前の職業:専業主婦
リタイア前の年収:0円
現在の世帯の預貯金:1400万円、リスク資産:400万円
これまでの年金加入期間:国民年金412カ月(第1号4カ月、第3号408カ月)、厚生年金96カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):なし(8月から支給開始予定)
老齢厚生年金(厚生年金):特別支給の老齢厚生年金3万2000円(8月から老齢厚生年金に切り替わり)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
そのほか(企業年金や個人年金保険など):なし
「物価高に体調不良では年金で足りるはずがない」
現在、特別支給の老齢厚生年金月3万2000円のみを受給していると言う音彩さん。
8月から支給予定という老齢年金の総額は不明ですが、年金額について満足しているか、の問いに「満足していない。物価高に加え、体調不良で足りるはずがない」と回答しています。
ひと月の支出は「20万円」で年金だけでは毎月足りないため、「同居している長男が月2万5000円、自分の生活費として入れている。ほかの足りない分は貯蓄から引き出している」とのこと。
2026年に入って特に負担が増えた支出には介護保険料を挙げ「5月で65歳になり、6月から介護保険料を支払うことになった。息子の収入は低いが非課税世帯ではないので、えらく高い請求額が届いてショック。世帯分離の申請をすべきか考え中」と明かします。
「普段はガラホ。スマホは息子に借りる」
日ごろの節約については「8年前に購入契約したガラホを通話、メールのみで使用し通信料を抑えている。スマホは息子が使わないときに借りている。ちゃっかりちっぽけなポイ活をして、そのポイントで自分のほしいものを購入している」と説明します。
よく利用する店については「PB(プライベートブランド)商品の置いてあるスーパー、もはや100円ショップとは言えない金額となった100円ショップ」と回答し、具体的には「まいばすけっと、ローソンストア100、業務スーパー、マツモトキヨシなど」。
老後の味方だと感じている商品にはトップバリュ製品やローソンストア100ブランド、業務スーパーの食品を挙げ「安くてわりとよいものがある」とのことです。
「唯一の趣味のカラオケにも行けないのか」
物価高でも削れない支出は「通院費、常備薬代など」で、「還暦過ぎたら、いきなり身体にガタが来た。熟年離婚ではあったが新型コロナウイルスの影響などもあり、こんなに数年で老いるものかと落ち込んでいる」と話す音彩さん。
年金生活で楽しみにしていたことも思うようにできないようで、「日帰りでもいいから鉄道の旅にでも出たいのだが身体がついてゆけない。激痩せしたら高い声も出なくなり、唯一の趣味のカラオケにも行けないのかとしょげております」とこぼします。
年金額は「わずかながら今年も金額が上がったが、なんとも。現役で働く若い息子たちの厚生年金の負担額が半端なく高くて手取りが減りかわいそう。すみませんって感じです」と語られていました。
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