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【星4.5の罠】ネットで高評価なのに対応最悪! 「アタリ医者」を引き当てるGoogleマップの口コミ攻略

ネットの口コミで高評価の医者を選んで訪れたのに、雑な診察対応で残念な思いをした経験はありませんか。ネットの評価をうのみにした結果、「ハズレ」を引いてしまうことは少なくないです。今回は口コミの見極め方をお伝えします。※サムネイル画像:PIXTA

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「アタリ医者」を引き当てるための口コミ攻略 ※画像出典:PIXTA
「アタリ医者」を引き当てるための口コミ攻略 ※画像出典:PIXTA

「星4.5のクリニックだから大丈夫」そう信じて受付を済ませたのに、診察室に入ったら冷たい態度で雑な扱いにがっかり……そんな経験はありませんか?

現役医師である武井智昭さんの著書、『「寿命格差」という罠~今、必要なのはハズレ医者を見抜くスキル~』(日東書院本社)では現代の日本医療における“医者ガチャ”問題を取り上げています。本書では「ハズレ」を見極め、「アタリ」の医者を引き当てるためのノウハウを分かりやすく解説。

今回は一部を抜粋し、ネットの評判に惑わされない口コミチェックポイント5選を紹介します。

目次

Googleマップの口コミやランキングは本当か?

受診する病院を探す際、Googleマップの口コミやネットの病院ランキングを参考にする人は多いと思います。できるだけ評価の高い病院を選びたくなるでしょう。

しかし、掲載された評価を鵜呑みにしてしまうのは危険です。なぜなら投稿された評価には見えないバイアスがかかっているからです。

Googleマップで医療機関の口コミ欄を見てみると、★が5つの評価と★が1つの評価に二極化している傾向があります。そして、その内容も「先生や看護師さんがやさしかった」「スタッフの感じがいい」など、「感情的な体験」に基づくものがほとんどです。

「すごく待たされた」というネガティブな評価も、人によって感覚の違いがあるものです。次の予定がある人には5分の待ち時間が長く感じられるでしょうし、時間に余裕がある人は30分でも長く感じないかもしれません。大変混んでいる病院で、先生が一人ひとりの患者さんを丁寧に診察していれば、その分時間もかかるでしょう。

口コミを見る時には、その内容から必要な情報を抜き出す目が重要になります。そのためのポイントをいくつか紹介しておきましょう。

口コミ情報のチェックポイント5つ

【1】トレンドを知る

Googleマップの口コミは、日付順に並び替えることができます。新しい日付から表示して、最近の口コミから見ていきましょう。過去にどれほどいい評価が上がっていても、最近の評価が悪ければ、医者やクリニックの経営者が変わっている可能性があります。

【2】内容が具体的かどうか

「診察が丁寧だった」という個人的な感覚による評価は、人によって違いがあります。同様の理由で「きれいな病院」「素敵な病院」という口コミも、具体性に欠けているので、あくまで参考に留めておきましょう。

「〇〇について図を使って詳しく説明してくれた」「せっかく検査したのに、結果の数値については何も教えてくれなかった」といったコメントは、何が良かったのか、何が悪かったのかを具体的に把握できます。

【3】信用できる投稿者かどうか

ネットの口コミには「サクラ」もいます。自分が注目した投稿者が他にどのような投稿をしているのかもチェックしてみましょう。不自然に高評価や低評価ばかりつけている場合は、「サクラ」の可能性があります。最近では、競合するクリニックに低評価をつける例もあり、裁判で取り上げられる事態にまで発展しています。

【4】複数の口コミを確認する

同じような評価の口コミが複数ある場合、その病院やクリニックの傾向を示している可能性は高くなります。

【5】口コミに返信しているか

投稿された口コミに、病院やクリニックがどのように返信をしているかを確認しましょう。特にネガティブな口コミへの対応には、病院やクリニックの姿勢が表れます。

「ランキングが高い病院=良い病院」とは限らない

口コミと同様に、インターネットを検索すると、様々な病院ランキングが出ています。どのような病院があるかという点で参考にはなりますが、「ランキングが高い病院=良い病院」とは限らないことも覚えておいてください。

また、〇〇大学病院と○○クリニックと聞くと、なんとなく大学病院のほうが優っているように感じてはいないでしょうか。患者さん側に「大きな病院なら大丈夫」という固定観念があることもあります。

病院側も経営をしていくために患者さん獲得に必死です。「当院ではこんな検査もできます」「こんなサービスもあります」と、様々なアピールポイントで差異化を図ろうとしています。患者さんにとって良い意味での差異化ならばいいと思いますが、中には〝集客〟のためだけに検査をし、結果が患者さんにフィードバックされていないという例もありました。

クリニックは大学病院と異なり医療機器やマンパワーも少なく、また、大学病院のように紹介患者が自動的に来るわけではないので、確かに〝集客〟もしていかないといけません。しかし、クリニックこそ、医師の人間性を含めた総合性が試されるのです。

病院やクリニックを選ぶ時は、口コミやランキングだけに頼らず、多方面から情報を集めた上で決めることをお勧めします。

著者:武井智昭(たけい ともあき)
2002年、慶應義塾大学医学部卒業。さまざまな病院・クリニックで小児科医・内科医としての経験を積み、現在は高座渋谷つばさクリニック院長。感染症・アレルギー疾患、呼吸器疾患、予防医学などを得意とし、訪れる患者は0歳から100歳まで1日に100人以上。「1世紀を診療する医師」として研鑽を積んでいる。NHK『チコちゃんに叱られる!』、フジテレビ『めざましテレビ』、テレビ朝日『林修の今知りたいでしょ!』『ガリベンチャーV』ほか、メディア出演多数。

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