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ドイツ「ブンデスリーガ」は日本代表が多数活躍! 現地サッカー観戦やドルトムント情報も

日本でも人気の高いドイツ・ブンデスリーガ。国立競技場で行われたボルシア・ドルトムントの国際親善試合をレポートしつつ、本場での観戦情報や、本拠地ドルトムントの観光の見どころを紹介する。

シカマ アキ

シカマ アキ

飛行機の旅 ガイド

大阪市出身。関西学院大学社会学部卒業後、読売新聞の記者として約7年、さまざまな取材活動に携わる。その後、国内外で雑誌やWebなど向けに、取材、執筆、撮影など。主なジャンルは、旅行、飛行機・空港、お土産、グルメなど。ニコンカレッジ講師をはじめ、空港や旅行会社などでのセミナーで講演活動も。

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ドルトムントに声援を送るサッカーファン
東京での国際親善試合でドルトムントのユニフォームで声援を送る日本のサッカーファン

2026年8月1日、東京・国立競技場(MUFGスタジアム)で、ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントと日本のJリーグ・FC東京の国際親善試合が行われた。ドルトムントは今回のジャパンツアーで、先の7月29日にも大阪・ヤンマーハナサカスタジアムでJリーグ・セレッソ大阪と対戦している。

東京で3万2489人、大阪で1万9886人の観客が集まり、海外サッカーやブンデスリーガへの関心の高さがうかがえた。特に、ブンデスリーガは日本代表選手らが多数所属するリーグで、日本でも人気が高い。

目次

ドイツのプロサッカーリーグ「ブンデスリーガ」は世界トップクラス

ブンデスリーガは、ドイツにおけるプロサッカーの最上位リーグで、18チームで構成される。「欧州5大リーグ」の1つに数えられる。

最多優勝はバイエルン・ミュンヘンの35回。ほかにも、ボルシア・ドルトムント、ボルシアMG、ヴェルダー・ブレーメン、ハンブルガーSV、シュトゥットガルトなど名門チームが多く、どのチームも地域密着で、熱狂的なファン(サポーター)がいることでも知られる。

ドルトムントの本拠地スタジアム
ボルシア・ドルトムントの本拠地「Signal Iduna Park Dortmund」 ©Stadt Dortmund Amt für Marketing und Kommunikation Roland Goreki

特に、ドルトムントの本拠地「ジグナル・イドゥナ・パルク」は、ヨーロッパ最大級の立ち見席エリア「黄色い壁」があることで有名。ゴール裏はどこも熱狂的なサポーターが集まる場所だ。

世界レベルのプレーが生で観られるのに加え、サポーター同士の熱い応援や、チームグッズなどを販売するショップなど、一度の観戦で楽しめる見どころは非常に多い。試合日以外にもスタジアムの見学ツアーや博物館も人気が高い。

ドイツサッカーミュージアム
ドルトムントにあるドイツサッカーミュージアム「Fußballmuseum Dortmund」 ©DZT Mark Wohlrab Fotodesign

日本での国際親善試合、その様子を現地レポート

海外のチームは夏のリーグ中断時期(サマーブレイク)に遠征して国際親善試合を行うのが日本でも毎年恒例。ブンデスリーガから2024年にドルトムントとシュトゥットガルト、2023年にバイエルン・ミュンヘン、2022年にフランクフルトが来日している。

ドルトムントの無料配布グッズ
試合当日、会場外でうちわなどのドルトムントグッズを無料配布していた

2026年夏、ドイツそしてヨーロッパを代表する名門クラブのドルトムントが「BVB PRE-SEASON JAPAN TOUR」を行った。2試合目となった国立競技場には、試合開始前からサッカーファンが続々と集まった。

ドルトムントの山本天翔選手
ドルトムントの18歳MF山本天翔選手。国際親善試合にも出場した

そのドルトムントには香川真司選手(現・セレッソ大阪)が2度にわたって所属し、チームの主力としてリーグ優勝に貢献するなど活躍したことで有名。また、18歳の山本天翔選手が現在、ガンバ大阪から期限付き移籍中だ。

ドルトムントのサイン会
ドルトムントのレジェンド選手らによる無料サイン会に多くのサッカーファンが並んだ

ドルトムントのグッズショップには、グッズを買い求める人々で長い列ができ、売り切れの商品も。また、レジェンド選手によるサイン会や、観戦グッズの無料配布なども行われ、ドルトムントのウェアやマフラータオルなどを身にまとったサッカーファンがスタンドに多く見られた。

試合前に写真撮影する選手たち
国際親善試合に参加したドルトムントとFC東京の選手たち

試合は、ドルトムントが1-0でFC東京に勝利。セレッソ大阪に0-1で敗れた後だっただけに、特にドルトムントのポルトガル人FWファビオ・シウバ(24歳)が、右サイドからのクロスボールに素早く反応し、振り向きざまにシュートを決めたゴールシーンには、勝利への執念がにじんだ。雷警報による約20分の中断があったものの、満足度の高い試合観戦になった。

国立競技場の大型ビジョン
ドルトムントの来日は2年ぶり。国際親善試合で多くの観客が集まった

サッカーとビールの街「ドルトムント」観光の見どころは?

ドルトムントは、デュッセルドルフから鉄道で片道1時間弱の距離にある。サッカーの街であると同時に、ルール地方の工業地帯として知られる。そして、「ドルトムントといえばビール」と言われるほど有名な街でもある。

中央駅近くに建つ「U」が目印の元ユニオン・ブルワリー醸造所は街のシンボルであり、屋上の展望台からドルトムント市街が一望できる。中心部のマルクト広場には、「クナイペ」と呼ばれる居酒屋やレストラン・カフェが多く、本場の地ビールが味わえる。サッカーの試合日には、ドルトムントのサポーターで賑わう。

ドルトムントUタワー
元ビール工場をリノベーションした文化複合施設「ドルトムントUタワー」 © AdobeStock-Tupungato

ルール地方には、炭坑や工場跡など貴重な産業遺産が点在する。現在、炭鉱はすべてグリーントランスフォーメーションで緑化浄化作業がなされているほか、建物がレストラン・カフェ、博物館、劇場などの文化観光施設として活用されている。

ドルトムントにあるハンザコークス工場は、1992年の閉鎖以後に産業遺産として保存され、文化センターや博物館となった。元工場の水路はスピーゲルゼー(鏡の湖)と呼ばれ、自然が産業跡地を少しずつ取り戻している様子も見られる。

ドルトムントのハンザコークス工場
ドルトムントにあるハンザコークス工場 © AdobeStock-Marc Jedamus

さらに、ドルトムントのクリスマスマーケットは、高さ45mという、ドイツ最大級のクリスマスツリーに加え、300以上もの屋台が立ち並ぶ。他都市のクリスマスマーケットより開催期間が長く、ドイツ旅行で立ち寄りやすいのも魅力だ。

ドルトムントのクリスマスマーケットの様子
ドルトムントのクリスマスマーケットは「ドイツ最大」で有名 © DZT-Francesco Carovillano

先に紹介したボルシア・ドルトムントの本拠地「ジグナル・イドゥナ・パルク」はヨーロッパ屈指のサッカースタジアムで、試合日以外もスタジアム見学ツアー(有料)を実施。マルクト広場などにある公式グッズ店「BVB Fanshop」も要チェックだ。「ドイツサッカーミュージアム」は中央駅から徒歩1分の近さで、ドイツサッカーの歴史や名シーンが見られるほか、カフェやショップもあって利用価値は高い。

ブンデスリーガの現地「観戦」情報、チケットや試合日程など

ブンデスリーガは、毎年8月から翌年5月までがシーズン。スタジアムはほぼサッカー専用でピッチが近く、選手の迫力あるプレーがよく見える。試合日は基本、金曜の夜、土日の昼または夜に開催。火曜や水曜の夜開催も時々ある。多くのチームが集まる地域だと、数日間の滞在だけで3~4試合の観戦も可能だ。

バイエルンミュンヘンのスタジアムツアー参加者がピッチを歩く
バイエルン・ミュンヘンのスタジアムツアーではピッチレベルを歩くこともできる

チケットの入手方法は、クラブごとに異なる。各クラブの公式サイト(無料会員登録が必要な場合が多い)や公式リセール(二次流通)のほか、観戦チケット付きの旅行会社ツアーに参加する方法もある。

日本代表選手も所属、W杯選出のリーグで最多

ブンデスリーガに所属する主な日本人選手は以下の通り。
※敬称略、★はW杯北中米大会の日本代表選手、2026年8月現在

伊藤洋輝(バイエルン)★
堂安律(フランクフルト)★
小杉啓太(フランクフルト)
山本天翔(ドルトムント) ※ガンバ大阪から期限付き移籍
佐野海舟(マインツ)★
川崎颯太(マインツ)
町野修斗(メンヘングラードバッハ)★
高井幸大(メンヘングラードバッハ)※トッテナムからレンタル加入
鈴木唯人(フライブルク)★
後藤啓介(フライブルク)★
菅原由勢(ブレーメン)★
塩貝健人(ヴォルフスブルク)★
町田浩樹(ホッフェンハイム)
藤田譲瑠チマ(ザンクトパウリ)
安藤智哉(ザンクトパウリ)
原大智(ザンクトパウリ)
ニック・シュミット(ザンクトパウリ)

なお、日本代表26名のうち、23名が海外リーグ所属。そのうち、ブンデスリーガから最多8名が選ばれた。

伊藤洋輝選手のパネル
バイエルン・ミュンヘンに所属する日本代表の伊藤洋輝選手(中央)

ちなみに、ブンデスリーガは「ABEMA」(アベマ)で観られる(2026~27年シーズン)。日本人所属チームの試合を中心に毎節無料で生中継するほか、注目試合のハイライト映像もすべて無料で配信される。

サッカーの本場ドイツは、試合はもちろん、チームグッズの買い物やイベントなども楽しい。これに観光やグルメなども加われば、定番以上の旅の思い出ができる。ブンデスリーガで活躍する選手を応援する「サッカー観戦」を主な目的としたドイツ旅行もいかがだろうか。

【参考】
小さな町で見つかるドイツの魅力
ドイツ観光局日本事務所(German National Tourist Office Tokyo) 公式instagram
ボルシア・ドルトムント 公式X (日本語)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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