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開智中学校(2ページ目)

「心豊かな創造型・発信型の国際的リーダーを育成する」ことを教育目標に、最難関大学への全員進学を目指す開智中学校。12年を3つのステージに分けて教育を行う4・4・4制を実施、将来の大学進学を見据えた先取り教育を行っている。

野倉 学

執筆者:野倉 学

学習・受験ガイド

 

開智中学校の大学進学実績

併設高校の大学合格実績として、国公立では東大・東工大・千葉大・お茶の水大各2名、筑波大9名、東京外語大・横浜国大各4名、埼玉大・首都大各3名など。私立では東京理科大80名、明治大76名、立教大64名、早稲田大63名、法政大32名、慶應大32名、日本女子大26名などとなっている(以上、2010年度)。

開智中学校の入試傾向

入試は複数回実施。一貫クラス第1回は1月11日、第2回は1月15日、先端クラスAは1月12日、先端クラスBは1月23日(以上2011年度)。先端クラスA入試は、合格者全員が先端クラス特待生(授業料・施設費・教育充実費免除)となる。先端クラスB入試では、先端クラス合格判定と一貫クラスへのスライド合格判定を行う。

東京エリア中学との併願者も多く、2月1日入試の開成中学校、武蔵中学校(以上、男子校)、桜蔭中学校、女子学院中学校、雙葉中学校(以上、女子校)などとの併願も可能だ。

入試科目は4教科。傾向は以下の通りとなっている。

■国語
物語と随筆の2題で構成。読解力や文中の言葉を用いながら自分でまとめる力など記述力を養う必要がある。熟語の成り立ち、漢字書き取りなども過去問で研究しておきたい。

■算数
まんべんなく勉強しておきたい。レベルも基礎から応用まで出題。式や考え方を答える問題にも慣れておくとよい。計算ミスを防ぐ練習も。

■社会
政治は時事問題をしっかりと勉強しておくこと。出来事や政治家の顔と名前を覚えておくとよい。地理・歴史は地図、年表、写真などの資料読み取りも。記述式も出る。

■理科
化学・物理・生物・地学の4分野で問題を構成。選択式が中心。基礎的な知識、計算力を身につけ、問題を多くこなしながら思考力も養っておきたい。

開智中学校の学費

  • 入学手続時納入金  451000円(施設費200000 円、授業料180000円、教育充実費35000円、冷暖房費4000円、その他会費32000円)
  • 年間学費 219000円(授業料180000円、諸会費・その他39000円)
  • 初年度納入金合計  670000円
なお、上記以外にかかる費用として寄付金1口50000円4口以上(任意)、積立金などがある。
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