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スポドリ支出比較!「都度買い」「まとめ買い」「粉末」実際の支出はいくら違う?節約のポイントは?

暑い季節に欠かせないスポーツドリンク。今回は「都度買い」「まとめ買い」「粉末からの手作り」の3ケースで支出額をシミュレーション。体調管理を優先しながら、無理なく出費を抑える方法を解説します。※画像:PIXTA

二宮 清子

二宮 清子

家計簿・家計管理 ガイド

ファイナンシャルプランナー(AFP)

家庭科教師のときに「家計管理」を生徒に教えていたものの、主婦時代には赤字家計に転落!『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで、幸せになるため、夢を叶えるためにはお金が大事だと痛感。節約や貯蓄、投資の重要性に目覚め、FPの道に。赤字家計を脱出した自分の体験から、節約や家計簿についてのアイデアを発信します!

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夏に欠かせないスポーツドリンク ※画像:PIXTA
夏に欠かせないスポーツドリンク ※画像:PIXTA

暑い季節に欠かせないスポーツドリンクですが、部活動や運動の習慣があると、夏の出費は意外とあなどれません。体調管理を最優先にしながら、物価高の夏を少しでも賢く乗り切るにはどうすればいいのでしょうか。

今回は「都度買い」「まとめ買い」「粉末手作り」の3つのケースで夏の支出を試算し、無理なく続けられるコツを解説します。

試算の前提条件

シミュレーションをする前に、まず前提条件を整理しておきましょう。

消費ペース:夏の間、1日500mlを毎日(月30日)飲むと想定。

  • 比較対象A(自販機・コンビニで都度買い):出先でその都度、500mlペットボトル(1本150円)を購入。
  • 比較対象B(スーパーなどでのまとめ買い):スーパーやドラッグストアで500mlペットボトルを箱買い・まとめ買い(1本100円)して持参。
  • 比較対象C(粉末から手作り):1L用の粉末(1袋120円)を自宅の水で溶かし、マイボトルで持参(1L分をまとめて作り、2日間に分けて飲む想定。1日当たり60円換算)。

実際の支出はいくら違う?

今回の条件で計算すると、支出金額は以下のようになります。

※消費ペース:夏の間、1日500mlを毎日(月30日)飲むと想定 ※画像:All About 家計簿・家計管理ガイド 二宮清子による試算結果をもとに、All About編集部が作成

飲み方/1カ月/夏シーズン(3カ月)
都度買い(150円)4500円1万3500円
まとめ買い(100円)3000円9000円
粉末手作り(60円)1800円5400円

【夏シーズン(3カ月)の差額】
都度買いとまとめ買いの差:4500円
都度買いと粉末手作りの差:8100円
まとめ買いと粉末手作りの差:3600円
※マイボトルの購入費や、ボトルを洗う水道代・洗剤代などの微細なコストは計算に含まれていません。

スポーツドリンクは1本当たりの差額は数十円程度ですが、毎日飲む習慣になると意外と大きな差になります。特に運動習慣がある人や、お子さんが部活動をしている場合、夏だけで大きな差になることも珍しくありません。

一方で、熱中症対策は節約よりも優先すべきものです。「もったいないから飲まない」ではなく、必要な水分補給をしたうえで、購入方法を工夫するという考え方が大切でしょう。

粉末タイプが最も経済的だけど

さて、価格だけ注目すると粉末タイプがもっともお得ですが、毎日ボトルを洗ったりするなどの手間が発生します。今回試算した3つの飲み方について、コストと手間のバランスも見てみましょう。

粉末タイプはコスト面で最も有利で、特に家族が多い家庭や、スポーツをするお子さんがいる家庭では家計への効果を実感しやすいでしょう。

筆者も子どもが部活動をしていた頃は、夏になるとスポーツドリンク代が思った以上にかかるなと感じていました。1本当たりの価格はそれほど高くなくても、毎日続くと家計への影響は決して小さくありません。

ただし、お金だけで判断しないことも大切です。粉末タイプは毎日作る手間やボトルを洗う手間があります。また、500ml~1Lの飲み物を持ち歩くため荷物も重くなります。

実際わが家でも、子どもが部活動をしていた頃は、麦茶とスポーツドリンクの2本を持たせていました。夏場は水分補給が欠かせませんから、飲み物だけでもかなりの重さになります。保護者としては、家計面も気になりますが、子ども自身も重い荷物を毎日持ち運んでいるのを見ると、「安ければそれでいい」という話でもないんですよね。

一方で、筆者自身はジムなどで運動をする際には、粉末からスポーツドリンクを作って持参することが多いです。

最近はさまざまな商品が販売されていて、運動のパフォーマンス向上を意識したアミノ酸系、疲労回復をサポートするクエン酸やビタミン系、糖質オフやカロリーオフの商品など種類が豊富です。レモン味やアセロラ味などフレーバーも多く、その日の気分によって選べる楽しさがあります。粉末タイプは単価が安いため、こうした選択肢を気軽に楽しめるのも魅力だと感じています。

粉末タイプにはこのような手作りのよさがある一方で、ペットボトルのまとめ買いや都度買いにもそれぞれメリットがあります。

まとめ買いはコストと手間のバランスがいい選択肢です。自宅に在庫として置いておけば、朝持って出るだけなので負担はそれほど大きくありません。

都度買いは最も高くなりますが、「外出先で急に必要になった」「飲み切ってしまった」「荷物を増やしたくない」といった場面では大きな価値があります。

体調管理をしながら“無理せず”続けられる方法を

筆者がおすすめしたいのは、「選択肢をどれか1つに決めないこと」です。

例えば、

  • 普段は粉末タイプを利用する
  • 忙しい日はまとめ買いしたペットボトルを持参する
  • 外出先で足りなくなった時だけ都度購入する

というように、シーンによって使い分ける方法です。

筆者は家計相談でもよくお話ししますが、節約は完璧を目指すと続きません。また、FP(ファイナンシャルプランナー)として家計を見る立場ですが、熱中症で体調を崩してしまっては元も子もありません。節約よりもまずは必要な水分補給、その上で買い方を工夫することが大切だと考えます。

特に夏場は、子どもの部活動や屋外イベント、レジャーなどでスポーツドリンクの消費量が増えます。「今日は面倒だから買おう」という日があってもいいのではないでしょうか。

また、まとめ買いには特売を利用できるメリットがあります。賞味期限も比較的長いため、安い時にケース購入しておくと家計管理がしやすくなります。

大切なのは、熱中症対策をしながら無理なく続けられることです。

スポーツドリンク代は小さな支出に見えますが、家族全員で考えると夏の家計を左右する項目の1つです。節約と健康管理の両方を意識しながら、ご家庭に合った方法を見つけてほしいです。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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