日本学生支援機構の調査によると、大学生のおよそ2人に1人が何らかの奨学金を利用していると言います。All Aboutが実施している「奨学金の返済に関するアンケート」から、埼玉県在住37歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:月の湖畔
年齢・性別:37歳・女性
同居家族構成:本人、夫(40歳)、長男(2歳)
居住地:埼玉県
住居形態:賃貸
職業:専業主婦
世帯年収:夫550万円、妻25万円
金融資産:現預金100万円
夜間専門学校で学ぶため156万円を借り入れ
「専門学校で学ぶために奨学金を利用した」という月の湖畔さん。借入総額は「156万円」で、種類は「日本学生支援機構(第二種・有利子)」。返済は「毎月1万円で、残債90万円、44歳での完済を予定している」とのことです。
奨学金を借りた経緯について「1人暮らしをしていて親からの仕送りだけでは足りず、だからと言ってバイトのシフトを増やすことで学校の勉強に支障が出るのだけは避けたかったからです。夜間に通っていたので、とにかく毎日忙しく授業もみっちり、一コマ90分制だったため、家に帰ってから電池が切れたように寝落ちしてしまうこともありました」と月の湖畔さん。
返済は今の生活に「かなり影響している」と回答。「現在副業以外に主となる収入がないため、携帯代や食費そのほかの生活費で毎月カツカツでとても厳しいです」と話します。
勤務先の給与未払いで絶望。夫に2カ月分を立て替えてもらった
返済中に最も印象に残っている出来事として、「以前勤めていた企業から突然、2カ月分の(給与)振込が遅れると連絡が来たときは絶望しました。なんとか主人に相談して奨学金の返済を建て替えてもらいましたが、あの時は精神的に参ってしまいました。テレビやネットで耳にしたことがあった給与未払い問題にまさか自分が遭遇するとは夢にも思わず。返済金額を月1万円に設定しておいて本当によかったです」と月の湖畔さん。
思わぬトラブルに見舞われたものの、奨学金については「借りてよかった」と回答。「もし奨学金を借りていなければきっとあの当時もっとバイトのシフトを入れていたかもしれませんし、そうなれば授業に支障が出てしまい結果的に自分の全く望んでいない未来が待ち受けていただろうと確信できるからです」と語ります。
奨学金制度については「これからも未来を担う学生たちにとって経済的な不安に縛られることのない、自分らしい未来を安心して描ける土台であり続けてほしい」とコメントしていました。
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