All Aboutが実施している「年金生活と貯金」に関するアンケートから60代男性のケースを見ていきます。
All Aboutが実施している「年金生活と貯金」に関するアンケートから、2026年4月23日に回答があった、東京都在住66歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

ペンネーム:隅田川のカモメ
年齢性別:66歳男性
居住地:東京都
家族構成:本人、妻(62歳)
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の世帯年収:950万円
現預金:1200万円
リスク資産:1800万円
月5万円の赤字「自分への投資を削りきれない」
年金生活で貯金ができているか、の問いに「貯金を取り崩している」と回答した隅田川のカモメさん。
ひと月当たりの現在の収入は「世帯の年金額22万円、配当金など4万円」の合計26万円。
対して月の生活費は「食費7万円、住居費5万円、光熱費1万5000円、通信費1万円、医療費1万円、趣味・交際費8万円、そのほか2万5000円」とあり、合計26万円ほど。
年間でかかる特別支出を含めると平均で「月当たり5万円程度の赤字」とのことです。
リタイア後は「現役時代に比べて趣味や旅行に充てる時間が増え、健康維持のためのジム代やサプリメント代など、自分への投資を削りきれない」と隅田川のカモメさん。
とはいえ赤字額は想定の範囲内に収まっているようで、生活費が足りない月は「投資信託の分配金や株の配当金で補填(ほてん)している」とあります。
きついと感じる支出は「食費と住居費」
年金生活で特にきついと感じる支出について挙げたのは、「食費の7万円と住居費(管理費や修繕積立金)の5万円。築年数が経過しマンションの管理費などが段階的に値上がり、予想以上に家計を圧迫しています」とのこと。
物価高の影響については、「スーパーで買う卵や牛乳、特に野菜の価格が高騰しており、以前と同じ予算では買い物カゴが埋まりません。以前はあまり気にせず買っていた総菜も、最近は値引きシールが貼られる時間を狙うなど、買い物の仕方に変化が出ました」とコメント。
税金や社会保険料についても、「額面ではそこそこの年金をもらっているように見えますが、介護保険料や国民健康保険料が天引きされると、手取り額が思った以上に少なくて驚いている」と言います。
「ポイ活、ベランダで家庭菜園を始めた」
年金生活になってからは、「惰性で続けていたゴルフコンペへの参加、新聞の定期購読をやめ、スマホの『ポイ活』アプリでの歩数稼ぎ、ベランダでの家庭菜園を始めた」という隅田川のカモメさん。
日々節約のために、「スーパーのポイント倍増デーにまとめ買いをしています。コミュニティバスを徹底的に活用したり、銀座周辺まで1時間近くかけて歩いて移動したりしています。健康管理と節約が同時にできると話すと、友人には驚かれます」と語っています。
普段は「外食は週に1回程度、築地周辺まで散歩がてらランチに行く。午後は区の図書館で読書をして過ごすなど、お金をかけず楽しんでいます」と老後の過ごし方を教えてくれました。
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