人間関係

「どうせ通り道でしょ」子どもの送迎に毎回同乗してくるママ友にイライラ……。どう対処すべき?

子どもの送迎に車を出せば、ママ友親子を乗せる機会もあるだろう。だが、それが毎回となればストレスになるのは当然だ。43歳女性はそんな状況に耐え切れず意を決して断ったのだが、ママ友の態度にさらに怒りを募らせることになる。※サムネイル画像:PIXTA

亀山 早苗

亀山 早苗

恋愛 ガイド

どうして男女は愛し合うのか、どうして憎み合うのか。出会わなくていい人と出会ってしまい、うまくいきたい人とうまくいかない……。独身同士の恋愛、結婚、婚外恋愛など、日々、取材を重ねつつ男女関係のことを記事や本に書きつづっている。

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子どもの送迎に便乗してくるママ友に我慢も限界に……(画像:PIXTA)
子どもの送迎に便乗してくるママ友に我慢も限界に……(画像:PIXTA)

車をもっていると、つい「都合のいいように」使われてしまうことがあるようだ。最初からきちんと断るなり、条件を出してドライに付き合った方が結局は関係が長続きするのかもしれないが、子どもの友達となると、なかなか言いだしづらいものだろう。

「同じ方向だから」と言われて

「長男が小学校に上がるとき、今の地域に越してきたんです。ママ友のスミエさんもよそからこの地域に越してきた。子どもの年齢も同じだし、すぐに仲よくなりました」

そう言うのはアツコさん(43歳)だ。長男がどうしても水泳をやりたいと言いだし、1年生の夏から水泳教室に通わせることにした。パートの時間をやりくりし、長男を送ってから次男の保育園に迎えに行き、また長男を迎えに行く。あるいは長男を教室に迎えに行ってから保育園に寄ることもあった。

「あるときスミエさんから、うちも水泳教室に行かせることにしたって。あらそう、よかったと言ったんですが、初日から帰り際に『ねえ、方向同じだから乗せていってくれない?』と。スミエさんの家にも車はあるので、私はその日だけというつもりでした。いいけどこれから次男の保育園にも行くのよと言ったら、大丈夫、車の中で待ってるわと。本当は途中で買い物もしたかったんですが、その日は諦めました」

買い物したいと言ったら

だが次の教室のときも、スミエさんは「今日もお願い」と手を合わせてきた。車には乗らないのと聞いたら、「私は免許もってないもの」としれっと答えた。

「今日は買い物したいのよと言ったら、『あ、あのスーパーでしょ。私もちょっと重いものを買いたいから一緒に行く』って。お米だの洗剤だの、重いものを重点的に買っていましたね。なんだか私、都合良く扱われているようで、ずっとモヤモヤしていたんですが、どこに寄ると言っても『大丈夫、待ってるから』って片づけられて」

長男だって、水泳教室のあとで話したいこともあるだろう。ときには次男を夫が迎えに行ってくれるから、長男と車の中で二人きりにもなれたはずだ。なかなか二人きりでゆっくり話す時間もないから、本来ならアツコさんは車の中での時間を大事にしたかった。

しかもスミエさんは「ガソリン代を払う」とは一言も言わない。水泳教室でスミエさんと彼女の子が先生に呼び止められたときも「ごめん、すぐ済むから待ってて」と言われて20分も待たされた。この一件で、もう無理だとアツコさんは覚悟を決めた。

「ケチ」とうわさが広まって

次の教室のとき、「悪いけど、今日から送るのは無理だわ。我が家には我が家の予定があるので」と言ってみた。するとスミエさんは、「私たちにどうしろって言うのよ」と開き直った。バスがあるのだからバスで帰ればいいだけの話。アツコさんは「自分で考えて」と諭すように言った。

「ケチくさいわねと言われました。ガソリン代がほしいならあげるわよって。ブチ切れそうになりましたが、黙って子どもを連れて帰りました。車の中では長男がやたら饒舌(じょうぜつ)でしたね。やはり私と二人の時間を楽しみにしていたんだと思う。長男に悪いことをしたなと思いました」

その後、スミエさんがあなたのことを「ケチだ」と言っていたとか、どうせ通り道なんだからにぎやかな方がいいと思って乗ってあげてたのにとか、スミエさんがそんなことを言いふらしていると別のママ友に聞いた。だが、アツコさんは知らん顔をし続けた。

「スミエさん本人も、ご注進に来る人も、にこにこしながらあいさつするだけという方法に徹しました。それきり誰も何も言わなくなった。そのことにはまったく触れずに仲よくしてくれるママ友もできた」

最初から断るべきだった

ママ友との距離感は難しいが、あのときの決断は間違っていないとアツコさんは感じている。スミエさんはその後、別のママ友に送ってもらうことにしたらしいが、それも長くは続かなかったようだ。

「みんな忙しいんですよ。フルタイムやパート、自営業の人もいるし、他人を乗せるとそれだけ気も使うし、自分の予定が狂うこともある。スミエさんはそういうことへの配慮がまったくなかった。車があるんだし同じ方向だから乗せてというのは簡単だけど、乗せる方はそんなに簡単ではないんですよね」

降りるときに「ありがと」と軽く言うだけで、それ以上、感謝の気持ちを示さなかったことにも引っかかっていた。お礼がほしいわけではないが、気持ちが感じられなかった。

「ああいうときは最初からちゃんと断った方がいい。私自身も反省しました」

近所だからこそ、ある程度の距離感をもって付き合うべきだと、それ以来、アツコさんは心しているという。

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