人間関係

「うわ……」合鍵で19歳娘のアパートにこっそり入った母。目撃した娘の「衝撃の姿」とは

東京で一人暮らしをしている大学生の娘。久しぶりに会いに行ったら、高校時代は地味だった娘が派手になっていた。心配でたまらなくなった母は、その後、ふだんの娘の様子を知るためにこっそりアパートを訪ねてみたのだが……。※画像:PIXTA

亀山 早苗

亀山 早苗

恋愛 ガイド

どうして男女は愛し合うのか、どうして憎み合うのか。出会わなくていい人と出会ってしまい、うまくいきたい人とうまくいかない……。独身同士の恋愛、結婚、婚外恋愛など、日々、取材を重ねつつ男女関係のことを記事や本に書きつづっている。

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娘のアパートにこっそり入ってみると(画像:PIXTA)
娘のアパートにこっそり入ってみると(画像:PIXTA)

若いころの自分だって、ミニスカートをはいたりちらっとおなかが見えるようなファッションをしていたのに、わが娘となると話は別。どうしても「そんな下着みたいなかっこうで出掛けるなんて」と嘆きたくもなるようだ。

一人暮らしの娘のアパートを見に行って

昨年から大学生になった娘をもつミナさん(49歳)。北関東で夫と高校生の息子、実母との4人暮らしで仕事ももっているため、なかなか東京で一人暮らしをする娘の様子を見に行くことができなかった。

「娘も2カ月に1回くらいは遊びに来ますし、変わった様子もない。若い女の子の一人暮らしは本当に心配だったんですが、案外、地味なかっこうをしているから大丈夫かなと思っていたんです」

今年の春、ようやく時間ができたので、娘の暮らす部屋を見に行った。部屋を一緒に決めたとき以来だ。

「ジャージを着た娘はニコニコしながらお茶を入れてくれたり、『私の作ったごはん食べるでしょ』とチャーハンを作ってくれたり。家にいるときはたいして家事もしなかったのに、全部、自分でやってるんだなあと思うと、成長したんだなとうれしかったですね」

午後からは一緒に買い物にいこうと約束していた。娘はワンルームの隅で着替えて、「お待たせ」と言った。

娘の姿を見てビックリ

「その姿を見て、母は驚きましたよ。まあ、暑い日だったんですがお尻が半分見えそうなショートパンツに胸の谷間がくっきり見えたトップス。ちょっとあんた、何なの、そのかっこう。私は一緒に歩きたくないよと言ってしまいました」

だって今日は暑いじゃない、それにかわいいでしょ。お母さんが一緒なんだからむしろいいじゃないと娘はあっさりと言った。

「女の子は腰を冷やしちゃいけないのよと言いながら、あれ、と私自身思いました。そういえば私も若いころ、母に『なんてかっこうしてるの!』と言われたなと。私の時代はそれほど露出度が高くないはずだったけどと思いながら自宅に戻って、母にそう言ったら『あんたなんか、お尻が半分見えてたわよ』って。あらら、娘と一緒だとは思いましたが、時代が違いますからね。流行を追う気持ちは分かるけど、本当に心配です」

ミナさん自身は、それほど嫌な思いも怖い思いもした記憶がないが、今の時代を考えるととても安心してはいられなかった。

ふだんの娘の様子を見に行ってみると

心配でたまらなくなったミナさんは、娘に黙って、ある土曜日の朝、娘を訪ねてみた。合鍵は使わないという約束だったが、「ここはそうしてはいられない」とこっそり入ってみると、娘は寝ていた。前の晩、遅くまで遊んでいたのだろうか、相変わらずマイクロミニのスカートに下着のようなトップスだ。いつの間にか髪も金髪になっている。

「うわ、と思いましたよ。高校時代は地味な子だったのに、どうしてこんなふうになってしまったんだろうと。男性関係なども気になりました」

娘は気配を感じたのか目を覚ました。そしていきなり、連絡くらいしてから来てよと怒りだした。それは分かるけど、私はあなたが心配でとミナさんは母親全開だったのだが、それがさらに娘の怒りに火をつけた。

「私のプライバシーはないのかと。あわててその場は部屋を出ましたが、なんだか気になって時間をつぶして午後、また行ってみたんです。そうしたらちょうど若い男性が娘の部屋に入っていくところで……。知らん顔していようかと思ったけど、そんな場面を見てしまったら帰るわけにはいかない。踏みこみましたよ」

ただの友達なんだから、お母さんはもう帰ってよと叫ぶ娘と、そんな娘を鎮めようとする彼。そして彼は「失礼しました」と帰っていった。

心配でいてもたってもいられない

「まともな人みたいだと安心したけど、娘の怒りは消えなかった。それからは完全に黙りこくって。私は一人で帰ってきましたが、それ以来、LINEにも反応しません。夫や私の母とは個別に話しているみたいだけど」

母親の心配など、まだ分からないのだろう。だが、ミナさんにしてみれば、そのくらいの想像もつかないのにあんな派手なかっこうをしたり、彼を部屋に呼んだりしていること自体がいてもたってもいられないくらい不安なのだ。

「夫も母も、娘を信用して少し放っておけと言うんです。でもねえ、大丈夫なのかしらという思いが消せなくて。娘と私は本当に仲が良かったんですよ。それなのに……。息子は『お母さんがお姉ちゃんに依存していたんじゃないの』と言うし、夫は『娘ももうじき二十歳、子離れしろ』と言うし。私だけが娘から嫌われている。今まで必死で育ててきたのに、どうしてこんなことになったのかと思うと、せつないですね」

きっともうじき娘の心も落ち着くだろう。ミナさん自身が、大人になってから自分の母親のことが分かったように。夫と母のその言葉を胸に、ミナさんは「今日も娘が事件や事故にあっていないだろうか」と心配をし続けている。

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