ビーチ/秘島・穴場のビーチリゾート

旅行者タイプ別日本人に会わないビーチ(2ページ目)

行ったことが自慢になる(かも!?)な日本人に会わないビーチ第2弾。今回は旅行者タイプ別におすすめビーチをセレクトしてみました。

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

ピュアな南太平洋の自然が待っています

何もしない贅沢を満喫したいリゾーター派なら
タヒチのティケハウ


タヒチの玄関口パペーテから国内線で約50分。ツアモツ諸島のひとつ、ピンクサンドビーチで縁取られた、オーバル型の王冠のような環礁、ティケハウ。
タヒチというと、しっとりとした緑の高峰のイメージがありますが、ティケハウのあるツアモツ諸島は海面すれすれの環礁が集まっています。

ダイビングの神様からお墨付きの水面下

山と海のコントラストも魅力的ですが、遮るもののない青空の下、濃淡のブルーが描くラグーンの美しさは感涙もの。そしてティケハウをとりまく海域はダイビングの神様、ジャック・クストー氏のリサーチグループも、魚影の濃さに太鼓判を押しています。

リゾートは自然と溶け込んだデザイン
メインの島は、人口400人足らずのトゥ・ヘラヘラ(思わず、力が抜けるような名前ですね!?)。しばらくお散歩しても、ヤシの木々とマガザン(よろず屋さん)と数軒の民家やペンションを見かけるくらいの、何もない島です。


ポリネシア様式の島唯一のリゾート
そんなティケハウがリゾーターへ門戸が開かれたのは、2001年に島唯一のリゾートホテル、ティケハウ・パールビーチリゾートが生まれたのがきっかけ。4ヘクタールほどの島には水上バンガローと水上スイート、ビーチバンガローなどがわずかに38棟。海に面したプールやレストラン、スパなど、リゾートにほしいファシリティが上質ながらも、最小限に用意されている程度。あとは、あるがままの南洋の自然がたっぷり。スタッフは地元の方が多いらしく、フレンドリーです。


鳥のサンクチュアリへ訪れるツアーも
アクティビティの筆頭はダイビング。そして船で渡ったバード・サンクチュアリーの訪問など。あとはメインの島へ渡ってお散歩したり、プールに浸かりながら本を読んだり。たっぷりの時間を気ままに過ごせます。
心をまっさらにしたい時、「あぁティケハウへ行きたいなぁ」と頭の中に思い浮かぶ島です。


●タヒチの気候:4~11月が乾季、12~3月が高温多湿な雨季

=>次のページではぐうたらとカジュアルに楽しむ穴場です。
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