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年金で足りない「毎月3万~5万円」をどう補う?シルバー人材センターの活用法とお仕事実例

物価の上昇が続く中で、「毎月あと3万~5万円ほど余裕があれば」と感じているシニアの方も多いのではないでしょうか。今回は、シルバー人材センターの仕組みと上手な活用方法をご紹介します。※サムネイル画像:amanaimages

舟本 美子

舟本 美子

おひとりさまのお金・ペットのお金 ガイド

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物価の上昇が続く中で、「毎月あと3万~5万円ほど余裕があれば」と感じているシニアの方も多いのではないでしょうか。

そんなシニア世代にとって、無理のない働き方として注目されているのが「シルバー人材センター」です。今回は、その仕組みと上手な活用方法をご紹介します。

シルバー人材センターの仕組みとは?

シルバー人材センター(以下センターと表記)は、原則として60歳以上の健康で働く意欲のある方を対象とした組織です。まず、センターで仕事をするには、お住まいの地域にあるセンターに「会員」として登録する必要があります。

センターは、家庭や企業、公共団体(発注者)から「臨時的・短期的、あるいは軽易な仕事」を引き受け、それを登録している会員に提供する仕組みとなっています。

働き方には、主に以下の3つのタイプがあります。

・請負・委任業務(センター業務の主流)
センターが引き受けた仕事を会員が請け負う形式です。雇用関係はなく、ご自身の裁量で業務を進められるのが特徴です。

・シルバー派遣
センターと雇用契約を結び、派遣先企業の指揮命令のもとで働きます。

・独自事業
センター自らが企画・運営する事業です。「土壌改良材の製造販売」や「着物を小物にリメイクして販売」「会員が育てた野菜の販売」など、会員の特技や趣味を形にする場です。

参照:全国シルバー人材センター事業協会

報酬の目安と、スキルアップで広がる可能性

気になる報酬は、月3万~5万円ほどが目安です。常用雇用ではないため、毎月決まった収入が必ず得られるわけではありませんが、その分「空いた時間の有効活用」や「社会とのつながりによる生活のハリ」を重視した働き方を目指すのが、長く楽しむためのコツといえます。

とはいえ、センターでは、障子や襖の張り替え、保育・介護補助などの講習会を原則無料で実施しています。

こうした機会を活用して、自らのできることを増やしていけば、仕事の幅が広がるだけでなく、新たなやりがいや自信にもつながっていくでしょう。

3万~5万円を稼ぐためのお仕事実例

実際にどのようなお仕事があるのでしょうか。ご自身の体力やスキルに合わせて選べる、主な例をご紹介します。

●自分のペースで!屋内外の軽作業
短時間や単発の仕事が多く、健康維持を兼ねて無理なく働きたい方に人気です。

ポスティング・清掃:
住宅へのチラシ配り、マンションの共用部、セレモニーホール、公園の歩道などの清掃

管理・サービス:
駐輪場・駐車場の管理、掃除や洗濯などの家事援助、お子さんの見守り、介護補助など

【働き方の例:ポスティングの場合】
週1日、1日1時間程度から自分のペースで進められるのが魅力です。配った枚数に応じて報酬が支払われます。

●経験や特技を生かす!技能・事務・専門職
これまでのキャリアや、趣味で培った技術を生かせる分野です。

技能・DIY:
植木の手入れ、障子・襖の張り替え、大工仕事、着物の着付け、洋服の修理など

事務・筆耕:
書類整理、パソコン入力、賞状の筆耕(宛名書き)など

専門技術:
パソコン指導、各種文化講座の講師など

【働き方の例:植木の剪定(せんてい)・除草の場合】
仕事の依頼が入ったタイミングで案内を受け、1件・1日単位で作業を行います。経験に応じて報酬単価が決められます。未経験の方は、講習を受けながらスタートすることも可能です。

「年金プラス3万~5万円」のゆとりは、おいしいものや趣味を楽しむ大切な原資になります。何より仕事を通じて誰かに喜ばれる経験は、生活に心地よいハリを与えてくれるはず。

センターは各市区町村に設置されており、地元の拠点へ入会するのが基本です。また、多くのセンターでは年度ごとに数千円程度の入会金や会費が必要となります。

シルバー人材センターのお仕事が気になる方は、最寄りのセンターで確認してみましょう。
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