節約

食器は自然乾燥?布巾で拭く? 洗った食器はどう乾かすのがベストなのか

洗ったあとの食器を乾燥させるには、いくつかの方法があります。布巾、キッチンペーパー、自然乾燥、キッチンワイプ。その中には、やってはいけない「NG」もあります。今回は4通りの食器拭きのメリット・デメリットについてご紹介します。

矢野 きくの

矢野 きくの

節約・家事・100円ショップ ガイド

食育指導士

家事アドバイザー・節約アドバイザーとして、家事の効率化、家庭でできるSDGsを中心に、テレビ、講演、連載などで活動。 時短家事術、シニア家事のアドバイスをはじめ、「防災士」として家庭での備え、「食育指導士」の資格も持ち食品ロス削減をテーマにした講演など【著書】シンプルライフの節約リスト(講談社)他。

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食器乾燥カゴ
洗ったあとの食器を乾燥させるには何がベスト?

食器洗いは毎日のことだからこそ、自分に合ったスタイルを見つけるだけで家事のストレスがぐっと減ります。食器洗い乾燥機に入れてしまえばそれで終わりですが、手洗いする場合は、乾かすのにも何通りか方法があります。

「洗った後の食器をどう乾かすか」という問題。実は、布巾、キッチンペーパー、自然乾燥、そしてキッチンワイプ(吸水マット)は、それぞれ一長一短。日々のプチストレスになることもあります。

今回は、自分のライフスタイルに合う方法を見つけるために、4つの乾燥スタイルを比較しご紹介します。

1. 昔ながらの「布巾」で拭き上げる

食器拭き用の布巾
布巾は常に清潔にしておかなければならない

昔からおなじみの“最も伝統的なスタイル”といえば、洗った後の食器を布巾で拭く方法です。

メリットは、即座に片付くということでしょう。拭いたらすぐに食器棚へ戻せるため、キッチンが常にスッキリします。また、繰り返し洗って使えるため経済的です。

デメリットは、衛生管理がシビアなことです。湿った布巾は雑菌の温床になりやすく、こまめな煮沸や漂白が欠かせません。濡れた状態で長時間置かないためにも、布巾は食事ごとに変えるのが理想的です。また、「拭く」という工程そのものと、その後の「布巾を洗って乾かす」という二重の手間が発生します。

【こんな人におすすめ!】
・キッチンに物を出しっぱなしにしたくない、ミニマリスト気質の人
・布巾の洗濯が手間に感じない人

2. 「キッチンペーパー」で使い捨て拭き上げ

「清潔さ」を最優先する現代派に支持されているのが、キッチンペーパー(ペーパータオル)で拭く方法です。

メリットは、常に新品を使うため、雑菌を広げる心配がゼロ。赤ちゃんの哺乳瓶や生肉を扱った後の道具にも安心です。また、使い終わったら捨てるだけなので、布巾を洗う手間から解放されます。

デメリットは、やはりランニングコストです。毎日使うと紙代が地味に家計に響きます。また、大量のゴミが出るため、エコを意識する人には心理的なハードルがあります。

【こんな人におすすめ!】
・衛生面には妥協したくない人
・「布巾を洗うのが面倒」という効率重視の人

3. 潔く「自然乾燥」にまかせる

食器乾燥棚
水が直接シンクに流れるタイプなら、水切りカゴのメンテナンスが減る

洗った食器を水切りラックに並べて、時間が解決してくれるのを待つスタイルです。

メリットは、圧倒的な時短です。「並べるだけ」なので、実質的な作業時間は最短ですね。食器への摩擦がないため、デリケートな漆器や金縁の皿などを傷つける心配がありません。

デメリットとしては、見た目の圧迫感。水切りラックが調理スペースを占領し、キッチンが狭く見えがちです。また、水切りラックに水がたまったままだとヌメりが発生し、衛生的にも好ましくありません(シンクの上に立てられる水切りラックであれば、メンテナンスの手間は省けます)。

【こんな人におすすめ!】
・とにかく家事の工程を減らしたい、共働きや子育て中で忙しい人

4. 「キッチンワイプ(吸水マット)」の上へ

ここ数年のトレンドなのが、水切りラックを置かずに厚手の吸水マット(キッチンワイプ)や厚手の吸水タオルの上に置いて自然乾燥させる方法です。

メリットとしては、 使わない時は畳んでしまえるため、キッチンの作業台を広く使えます。キッチンワイプならば、セルロース製やマイクロファイバー製で吸水性が高く、周囲が水浸しになりにくいです。

デメリットは、乾燥効率の限界です。 重なった部分が乾きにくいため、ある程度乾いたら向きを変えるなどの工夫が必要になります。また、布巾同様、マット自体を清潔に保つための洗濯・乾燥が必要です。

【こんな人におすすめ!】
・一人暮らしやコンパクトなキッチンで、機能性と見た目のおしゃれさを両立したい人

結局のところ、どの乾燥方法がいいかは「何を一番優先したいか」で決まります。

賢い「いいとこ取り」のススメ

4通りご紹介した洗った後の食器の乾燥方法。実は、1つに絞る必要はありません。例えば、「基本は自然乾燥だけれど、急ぎの来客時だけキッチンペーパーで拭く」、あるいは「大きな鍋はキッチンワイプの上に、小物は自然乾燥」といったハイブリッド形式が、最もストレスが少ないかもしれません。

毎日繰り返す食器洗い。自分にとって「一番ご機嫌でいられる方法」を選んでみてくださいね。

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