節約

家事がたまらない人が「夜にやること・やらないこと」。たまる人には“明確な原因”があった

家事がたまらない人はどのような行動パターンで家事をしているのか。夜のうちにやっておくべきことと、夜にはやらないことをしっかりと分けることで、家事がシステム化されます。今回は、その内容を詳しくご紹介します。

矢野 きくの

矢野 きくの

節約・家事・100円ショップ ガイド

食育指導士

家事アドバイザー・節約アドバイザーとして、家事の効率化、家庭でできるSDGsを中心に、テレビ、講演、連載などで活動。 時短家事術、シニア家事のアドバイスをはじめ、「防災士」として家庭での備え、「食育指導士」の資格も持ち食品ロス削減をテーマにした講演など【著書】シンプルライフの節約リスト(講談社)他。

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夜のリビング
家事を効率化するために、夜の時間の使い方が大切

「朝起きた瞬間から、キッチンに積み上がった食器を見てため息をつく……」そんな経験はありませんか? 家事がたまらない人は、決して一日中掃除をしているわけではありません。大切にしているのは、夜のわずかな時間で行う「家事の負債を翌日に持ち越さない仕組み」です。

今回は、忙しい毎日の中でも「家事をためない人」が実践している「夜の習慣」と「夜やらないこと」を詳しくご紹介します。

夜にやること:翌朝の自分の行動が最短で済むように

家事がたまらない人の夜の行動は、すべて「明日の朝の自分」が効率的に動けるようにするためのものです。

1.「床にものがない状態」を5分で作る
出しっぱなしのリモコン、バッグ、読みかけの本。これらを定位置に戻す「5分間のリセットタイム」を設けます。床にものがないだけで翌朝の掃除機がけのハードルが下がり、「ついで掃除」がしやすくなる好循環が生まれます。

2.キッチンの「水気」をリセットする
一日の終わりに、シンク周りや蛇口の水分をクロスでサッと拭き取ります。水滴を残さないことで、水あかやヌメりの発生を根本から防ぎ、週末の「こすり洗い」という重労働をカットできます。注意点として、洗面台やシンクにメラミンスポンジを多用するのは避けましょう。表面に細かな傷がついてかえって汚れが入り込みやすくなるため、マイクロファイバークロスなどでの「拭き上げ」が最も効率的です。

3.翌日の「名もなき家事」を先回りする
「朝になってから考える」ことを減らします。

  • 炊飯器のタイマーをセットする
  • 翌朝の着替えを出しておく
  • ゴミ袋をゴミ箱にセットしておく

これら一つひとつは数秒のことですが、朝の忙しい時間帯にこれらの「小さな判断」が積み重なると、脳が疲弊し家事が後回しになりやすくなります。夜のうちに「無意識で動ける状態」を作っておくのがコツです。

夜にやらないこと:完璧主義を捨て、負債を管理する

家事がたまらない人は、夜に「頑張りすぎない」ことの重要性を知っています。最低限のことを効率的にやっているのです。

1.深夜の「本格的な片付け」
夜にスイッチが入ってしまい、クローゼットの整理や換気扇の掃除を始めてしまうのは逆効果です。夜家事の目的はあくまで「現状復帰(リセット)」。深追いして睡眠時間を削ると、翌日の集中力が欠け、結果的に日中の家事が滞る原因になります。「夜は維持、昼は改善」と割り切ることが大切です。

2.洗濯物の「放置」
「疲れたから明日干そう」と、洗い終わった洗濯物を洗濯機の中に放置するのは、家事をためる人がやりがちな最大のミスです。シワになり、雑菌が繁殖して臭いの原因になれば、結局「洗い直し」という二度手間が発生します。夜のうちに乾燥まで終わらせるか、室内干しを完了させるか、翌朝の起床時間に合うようにタイマーをセットして洗濯機を運転させるようにしておきましょう。

3.「なんとなく」スマホを見る
SNSを眺めている30分があれば、家事のリセットは余裕で終わります。家事がたまらない人は、「リセットが終わるまでスマホを見ない」あるいは「タイマーをかけて15分だけ家事に集中する」といった、時間管理のルールを持っています。

家事を「システム化」して、考えない仕組みを作る

家事がたまる原因の多くは、「何をしようか」と考える時間にあります。

例えば、100円ショップなどの便利な収納グッズを賢く使い、「使ったモノはここに戻す」という動線を徹底するだけでも、夜の片付け時間は大幅に短縮されます。また、調味料などは小容量のものを選び、使い切るサイクルを早くすることで、冷蔵庫内の「管理の手間」そのものを減らすといった工夫も有効です。

夜の家事を「労働」ではなく、明日をスムーズに始めるための「システム点検」と捉え直してみましょう。翌朝、整った部屋で目覚める心地よさを一度味わえば、それが何よりのモチベーションになり、自然と「たまらない暮らし」へとシフトしていくはずです。

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