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木村拓哉、目黒蓮らスター俳優の新作から「アカデミー賞候補作」も!名作ズラリ【2月の超厳選映画5選】

映画ライターの筆者がその月のおすすめ映画を紹介する【2026年2月の超厳選映画5選】。今月は超強力作がズラッと勢ぞろいしましたよ! ※画像:(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会

斎藤 香

斎藤 香

映画 ガイド

フリーランスライター。芸能誌、映画誌の編集者を経て、現在、映画を中心にWEB、紙媒体などで取材執筆活動中。インタビュー経験も多数あり。

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賞レースシーズンに突入する2月は超強力作がズラリ。浜辺美波、目黒蓮の共演作、木村拓哉主演ドラマの映画化、そして米アカデミー賞作品賞候補作も! この記事を参考に、皆さんぜひ劇場で全制覇してください!

1:『ほどなく、お別れです』(2026年2月6日公開)

「ほどなく、お別れです」

(C)2026「ほどなく、お別れです」製作委員会

「小学館文庫小説賞」の大賞を受賞した同名小説を浜辺美波、目黒蓮出演で映画化。筆者が映画開始10分ほどでボロ泣きした感動作です。

亡くなった人の声を聞くことができる力を持っている清水美空(浜辺美波)は、ある人のお葬式で葬祭プランナーの漆原礼二(目黒蓮)に出会い「その力を活かすべきです」と葬祭プランナーにスカウトされます。美空はその力で、故人と遺族をつなぎ、納得してお別れできるように力を尽くしていくのですが……。

大切な人とのお別れはつらいけれど、故人からの思いを遺族に届けることで、思いやりを持ってお別れができるのがよかった! 1つひとつのお別れのエピソードが心に刺さり、涙を誘いますが、浜辺美波、目黒蓮のバディーっぷりは爽やか! 全ての年代におすすめの作品です。

監督:三木孝浩

2:『ブゴニア』(2026年2月13日公開)

「ブゴニア」

(C)2025 FOCUS FEATURES LLC.

『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス監督と同作で2度目のアカデミー賞主演女優賞を受賞したエマ・ストーンが再びタッグを組んだ『ブゴニア』。韓国映画『地球を守れ!』のリメイク作品です。

カリスマ経営者ミシェル(エマ・ストーン)は、陰謀論者のテディ(ジェシー・プレモンス)に誘拐されます。「ミシェルは地球を侵略しにきた宇宙人だ」と主張するテディ相手に会話を重ねて説得しようとするものの、事態は思わぬ方向へ……。

『エディントンへようこそ』のアリ・アスターが製作、ヨルゴス・ランティモスが演出という強力な布陣! ミシェルは監禁&丸刈りにされ、散々な目に遭いますが、筆者はなぜか被害者のミシェルに同情できず、テディに感情移入。それは彼女が権力者で、テディが社会の弱者だからかも。コミカルな味わい、クレイジーな展開に加え、痛烈な社会風刺もある傑作サスペンスです!

監督:ヨルゴス・ランティモス

3:『教場 Requiem』(2026年2月20日公開)

「教場Requiem」

(C)フジテレビジョン (C)長岡弘樹/小学館

木村拓哉の主演ドラマ『教場』『教場II』『風間公親 教場0』、そして2026年1月からNetflixで配信された映画『教場 Reunion』の続編として、映画『教場 Requiem』がいよいよ公開です。

未来の警察官を教育する学校“教場”で、立派な警察官になることを望みつつ、さまざまな事情から秘密を抱え、ときには犯罪ギリギリの行為に手を染めてしまう生徒たち。彼らの行動を見抜き、退学を促す鬼教官・風間公親(木村拓哉)ですが、彼自身も秘密を抱えていたのです。

Netflix配信の『教場 Reunion』では新たな生徒たちが巻き起こす出来事を暴きながら、自身の身に迫る危機を匂わせていました。そして映画『教場 Requiem』では生徒たちの身に起こる出来事を描きつつ、後半は風間自身が大きな事件に巻き込まれていきます。『教場』シリーズに出演していたOB、OGも登場。

『教場』を全て見なくてもOKですが、Netflix配信の『教場 Reunion』と本作は2つで1つの作品なので事前に見ておくことをおすすめします!

監督:中江功

4:『センチメンタル・バリュー』(2026年2月20日公開)

「センチメンタル・バリュー」

(C)2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE CINÉMA / FILM I VÄST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE

第78回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞、そして3月に発表される第98回米アカデミー賞において、作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞、助演男優賞など多数の部門でノミネートされている家族映画です。

オスロで俳優として活動しているノーラ(レナーテ・レインスヴェ)と、結婚して夫と子どもと平和に暮らすアグネス(インガ・イブスドッテル・リッレオース)姉妹の元に、出て行った父親(ステラン・スカルスガルド)が突然帰宅。自身の監督・脚本の映画にノーラを出演させようとします。しかし、家族を捨てた父をノーラは許せず……。
 
作品を発表するごとに傑作を更新し続けるヨアキム・トリアー監督の最新作は、突然帰ってきて「俺の映画に出てくれ」と勝手なことを言い出す父親との確執を描いた物語。

自分たちを捨てたという事実が忘れられないノーラの葛藤に共感! とにかく俳優たちが名演技で、とりわけ父親を演じたスカルスガルドは神演技。こんなにダメ父なのに目が離せないという奇跡。必見です。

監督:ヨアキム・トリアー

5:『レンタル・ファミリー』(2026年2月27日公開)

「レンタル・ファミリー」

(C)2025 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.

海外ドラマ『Beef/ビーフ』『TOKYO VICE』を監督し、長編映画『37セカンズ』という傑作も世に送り出したHIKARI監督がアカデミー賞俳優ブレンダン・フレイザーを主演に迎えて日本を舞台にして作り上げた『レンタル・ファミリー』。疑似家族の物語です。

売れない俳優のフィリップ(ブレンダン・フレイザー)は、日本でCMに出るなどしてなんとか生活していました。そんな中、家族を貸し出すというレンタル業と出会い、トライすることに。見知らぬ家族の一員として交流を重ねるうちに、彼の中で何かが目覚めてくるのです。

親を安心させるために偽の新郎になったり、中学受験のために離れて暮らしていた父親になったり、ベテラン俳優の取材に訪れた記者になったり……。戸惑いながらも懸命に向き合い、信頼を得ていくフィリップ。

血はつながらなくとも家族になれるし、人を助けることは悪いことじゃない。悩みながらも心からのお付き合いをするフィリップがすてき。心温まる作品です。

監督:HIKARI
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