Q. 「温かい飲み物は体に悪い」って本当?
温かい飲み物の隠れた健康リスクとは?
A. 飲み方や温度によっては、体に負担になることがあります
寒い季節やホッと一息つきたいとき、温かいお茶やコーヒーは心と体を癒やしてくれます。しかし、「温かいから体にいい」と思い込むのは注意が必要です。例えば、熱すぎる飲み物は食道や胃に負担をかけることがあります。国立がん研究センターでも、がん予防の観点から「熱い飲食物を避ける」よう呼び掛けています。また、温かい飲み物ばかりを飲んでいると、体が自ら熱をつくる力(=熱産生)が低下する可能性があるという指摘もあります。飲み物で体が温まると、それ以上体温を上げようとしなくなるためです。
冷たい飲み物を絶対に飲まないようにしている人もいるかもしれませんが、冷たい飲み物が悪者というわけではありません。胃が冷えて一時的に動きが鈍くなることはありますが、時間がたてば体温に近い温度まで温まり、消化・吸収されます。
大切なのは、季節や体調に合わせて適切な温度を選ぶことです。目安としては40~60度ほどの飲み物が体にやさしく、飲みやすいと考えられています。「温かいものならいい」「熱いほど体の芯から温まる」というわけではありません。温度にも気を配りながら、無理なく健康的な飲み方を心掛けましょう。
さらに詳しく知りたい方は、「温かい飲み物の効果と危険性……飲みすぎは体に悪いのか? メリット・デメリット」をあわせてご覧ください。







