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憧れのカリブ、でも格安ツアーはどんな感じ? 10万円ちょっとのバハマ体験記

憧れのカリブ海のビーチリゾート、バハマ。日本の旅行シーズンのオフを狙えば、10万円前後のツアーが登場します。でも、安かろう、悪かろう?それをカラダを張って体験してきました。結果、大満足!

古関 千恵子

執筆者:古関 千恵子

ビーチガイド

日本からすれば、カリブ海は地球のほぼ裏側。アクセスで考えても米国で乗り継いで、さらにその先。遠さに比例して、ツアー料金もいかにも高そう。カリブ海のビーチリゾートにはそんな高嶺の花なイメージがあります。まるで一生モンの旅でないと、行っちゃいけないような…。で・す・が!時期と場所を選べば、お手頃なツアーが登場することも!日本の旅行シーズンのオフ期、夏前の6月、夏後の10~11月が狙い目です。バハマやカンクンなら、なんと6日間10万円前後のツアーが登場します。あのカクテルのような輝く海、陽気なノリの人々、総天然色の風景、まるで別世界のようにパラダイスな日々が、手が届くツアー料金なんて!でも、待てよ、あんな遠くまで行って10万円って、大丈夫?で、参加してみることにしました。


成田からシアトル→マイアミ→バハマのナッソーへ。日付変更線のトリックで同日インといえど、通算すれば約21時間のフライト。やはり、バハマは遠かった。6日間ツアーで移動時間を除くと、現地滞在は正味77時間。いつもならビーチリゾートではボーッとして過ごすのが常ですが、せっかくカリブまで来たのだもの、1分たりともムダにせず遊び倒すことに。丸3日間は自由に動けるとなると、結構、いろいろできました。

滞在1日目 エルーセラ島へ
いちばん楽しみだったエルーセラ1日ツアーに参加。故ダイアナ妃がハネムーンに訪れた、ピンクサンドビーチで知られる島です。セスナ機で渡ったエルーセラ島から船に乗りかえ、目的地のハーバーアイランドへ。パステルカラーのお菓子みたいな家並みが続き、通り過ぎるバハミアンも挨拶を交わしてくれて、ほんとにピースな島。5km続くピンクサンドビーチは遠めに見ると、普通のビーチながら、砂を手ですくうと赤い粒が混じっていて、なるほどピンク!清涼感溢れる遠浅ビーチを前にお昼寝して、おとぎ話の舞台のような島をお散歩して、過ごしました。ナッソーに帰った後はパラダイス・アイランドの本格的なカジノで勝負をし(といってもスロットマシーン)、さらには「ザ・ロック」でクラビングして夜遊びも大満喫。


滞在2日目 ナッソーを攻略
滞在したホテルはナッソーのダウンタウン近くのバジェット・ホテル。やっぱり値段が値段だから地味です、かなり。でも、リゾートホテルが集中しているケーブルビーチへ出かけて、華やかなリゾート気分も味わっちゃいました。マリンスポーツをして、ブレード(みつあみ)してもらって、ビール片手にカリブ海を眺めて。
遅めのランチはポッターズ・キーの屋台で名物コンク貝のサラダに挑戦。ここには、コンクサラダのみを扱う屋台が30軒以上集合しています。さて、気になるお味は、歯ごたえはアワビ、味は調味料のチリや搾ったライムに紛れて不明…。


その後、いそいそとダウンタウンへ繰り出してお買い物。バハマはフリーポートゆえ、タックス・フリーでショッピングができます。グッチやティファニーなどハイエンド・ブランドから、民芸品が集合したストローマーケットまで、お好み次第です。
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