今回は、身近なシニア割と、上手な取り入れ方を分かりやすく紹介します。
スーパーのシニア割:大手&地域密着型の割引例
毎日の買い物で使えるため、最も生活に直結した節約効果が期待できるのがスーパーのシニア割です。●イオン(G.G感謝デー):
ショッピングモール併設で利用しやすく、日用品から食品までまとめ買いしやすい大手スーパー。
対象者:55歳以上(イオンカード会員、家族カード会員)
割引内容:毎月15日、イオングループ各店では対象のイオンカードのクレジット払いを利用すると、請求時に5%OFFになります。また、電子マネーWAONでの支払いの場合は、レジにて5%OFFになります。
参照:イオン「G.G感謝デー」
●イトーヨーカドー(シニアナナコ):
セブン&アイ・ホールディングス傘下、食品はもちろん衣料品や雑貨もそろう総合スーパー。
対象者:60歳以上(店頭で「シニアナナコ」カードの発行登録が必要)
サービス内容:毎月15日・25日、シニアナナコでの支払いで5%OFF。ヨークマート、ヨークプライス、ヨークフーズなどグループ店では、月に1度1回限り10%OFFになります(いずれも割引対象外の商品あり)。
参照:イトーヨーカドー「シニアナナコ」
●アピタ・ピアゴ(ハッピーデー):
大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」のグループ会社が展開するスーパー。アピタは衣食住を扱う総合スーパー、ピアゴは地域密着型の食品スーパー。
対象者:60歳以上(店頭で「ハッピーパスポート」の発行登録が必要)
サービス内容:主に毎月15日・16日にハッピーパスポート提示で10%OFF。直営店での衣料品やキッチン・リビング用品、医薬品などの暮らしの品などが対象。
参照:アピタ・ピアゴ「ハッピーデー」
上記のような大手スーパーだけでなく、地域密着型のスーパーでもお得なシニア割が多数あります。
例えば、新潟県を中心に展開する「原信」では、満65歳以上の方を対象に「シルバーズデー会員」を設けています。会員カードを提示すると、毎週木曜日に割引が受けられるほか、誕生月にはプレゼントがもらえる特典もあります。
また、富山・石川県など北陸エリアで展開する「アルビス」では、満65歳以上の方向け「プラム友の会」を設けており、毎週木曜日に10%割引を実施しています。
このように、地元スーパーにも独自のシニアデー制度が用意されていることが多いので、お近くのお店でチェックしてみましょう。
ドラッグストアのシニア割|医薬品・日用品の買い物で節約
ドラッグストアでは、日用品や医薬品も割引対象になることが多く、節約と健康管理の両方に役立ちます。●スギ薬局(Goハッピーデー):
医薬品だけでなく食品や日用品も充実。「ついで買い」で家計にやさしい大型ドラッグストア。
対象者:60歳以上(シニア割を受けるには、アプリの会員登録が必要)
サービス内容:毎月15、16、17日の3日間、割引除外品を除き、全品5%割引となります。アプリ会員でない方は、60歳以上の年齢確認できる身分証明書(運転免許証・健康保険証)とポイントカードを提示すれば割引の対象になります。
参照:スギ薬局「シニア割引・シニアデー」
●ツルハドラッグ(シニア感謝デー)
北海道から全国に展開するドラッグストア。ポイントカード登録だけで使える手軽さが魅力。
対象者:60歳以上(シニアマークの付いた「ツルハドラッグ・B&Dドラッグストアポイントカード」への登録が必要)
サービス内容:毎月15、16、17日の3日間、割引除外品を除き、全品5%割引となります。
参照:ツルハドラッグ「シニア感謝デー」
家電量販店のシニア割|ポイントアップや優待でお得に買い替え
大型家電の買い替えやポイント還元を狙えば、節約額が大きくなるのが家電量販店のメリットです。●コジマ(アクティブ65倶楽部):
家電を中心に日用品なども扱う総合店。ポイントアップは大物家電の買い替え時に差がつく。
対象者:65歳以上(コジマの新ポイントカード「アクティブ65倶楽部」の登録が必要)
サービス内容:会員証を提示することで、コジマ店頭およびコジマネットでのお買い物でポイントが通常ポイントよりも2%アップします。
参照:コジマ「65歳以上限定!コジマの新ポイントカード」
今日からできる!シニア割をムリなく使いこなすコツ
シニア割を「なんとなく知っている」で終わらせず、日常の節約につなげるには、次の3つのポイントを意識すると効果的です。1. 年金支給日=シニアデーを活用する
多くのスーパーのシニア割対象日は毎月15日前後。年金支給日と重なるため、計画的にまとめ買いができます。ただし、つい買い過ぎてしまう傾向もあるので、「1週間分の食費+ちょっとしたご褒美分」など予算を決めておくのがおすすめです。
2. 店頭で気付かれないケースも。自分から確認する
シニア割はレジで自動的に適用されるわけではありません。店舗によってはスタッフから案内がないこともあるため、いつも利用する店舗にシニア割があるのか、どのような手続きが必要なのか、店舗スタッフに聞いてみるとよいでしょう。
3. 情報交換が一番の節約術になることも
さらに、友人や近所の方と情報交換するのもおすすめです。「あのお店は○曜日がシニア割になる」「アプリでクーポンが出ていた」など、ちょっとした会話が節約につながることもあります。ムリなく、楽しみながらお得習慣を続けましょう。








