スペイン人の5食は……
■Desayuno(デサジューノ)朝食は出勤前に、ミルクたっぷりのCafé con leche(カフェ・コン・レチェ:カフェオレ)やChocolate(チョコラーテ:ホットチョコレート)にビスケットやChurro(チューロ:長い揚げパン)で済ませます。
■Merienda media Mañana(メリエンダ・メディア・マニァーナ)
11時頃のランチ前の間食の時間でOnce(オンセ)とも言われます。オフィスから出てBocadillo(ボカディージョ:スペイン版サンドイッチ) 等を食べます。
■Comida(コミーダ)
ランチタイムでもビールを飲みます。 |
■Merienda(メリエンダ)
会社が終わった18時頃には夕食前の午後のおやつの時間があり、女性は同僚とカフェでスウィーツやコーヒー等の温かい飲み物を、男性はバルに言ってタパスとお酒を楽しみます。
■Cena(セナ)
夜はバルでおしゃべりを楽しみながら、ゆっくり食事を取ることも。 |
スペインでもダイエットはブーム!?
「これだけ食べたら太ってしまうのでは?」という疑問をお持ちの方……その通りです、スペイン人の2割近くが肥満症で半分が太り気味です。最近は、健康志向でスポーツセンターや、ダイエット食品、低カロリー飲料が増えているようです。ここ数年のダイエットブームで中国茶や緑茶も目にするようになりましたが、スペイン人は「苦くて飲めない」と言って砂糖たっぷりにしてしまうのですから逆効果ですよね。また、あれだけ油の多いスペインの料理を食べていれば、太ってしまうのも納得です。ただ、プラド美術館の裸体画を見てもわかるように、食べることに情熱があるスペイン男性にとっては昔から痩せた女性より適度に肉付きの良い女性の方が魅力的なようです。スペインに旅行に行かれる女性の方々も、安心してスペインの食生活を満喫してくださいね。
スペインで食事に出かける際の注意点
日本人の食事の時間とスペイン人の食事の時間には2時間の時差があります。レストランの営業時間も、ランチタイムは13時頃~16時頃、ディナータイムは20時頃~24時頃と日本と異なるので、行きたいお店があれば営業時間は前もって調べておきましょう。一部のカフェでは、10時頃~14時頃、17時頃~21時頃と間食の時間にのみ営業しているお店もあるので注意。ただ、バルは基本的に朝7時頃~深夜遅くまで空いているので安心です。カフェもスペイン人にとっては社交場です。 |
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