iPhone～音楽再生中に着信したら?(3ページ目)

付属以外のイヤホンも使える！

SHURE社の「MPA-3C」(Amazonで価格を調べる）

iPhoneは、マイクや操作ボタンの無い、一般的なイヤホンも使用できます。　但しこの場合、通話相手の声はイヤホンから聞こえ、自分の話し声は、本体下部の内蔵マイクが拾うので、通話中は、携帯音楽プレーヤーに向かって独り言を言っているような状態になってしまいます。　周囲から見ると、少し奇妙な光景に映るでしょう。

解決策としては、iPhone用のアダプター（マイク+操作ボタン付の延長ケーブル）を利用するのがオススメです。　これなら、お気に入りのイヤホンを使いつつ、付属イヤホンと同様に、快適な音楽鑑賞と通話が両立できます。

アダプターの中でも、特に注目は、SHURE社の「MPA-3C」（Amazonで価格を調べる）。　現在、高品位なカナル型イヤホンで知られる同社は、元来、プロ用マイクとしても世界的に有名で、マイクとしての性能も一級品。　「MPA-3C」に内蔵のマイクは、電話用にチューニングされているので、音声がクリアに届くのも魅力です。　もちろん、iPhoneに対応した操作ボタンも搭載しているので、通話の開始や切断、曲の一時停止や再生、次の曲にスキップするなどの操作も、手元で可能です。

結論！　iPhoneを使うと、もう戻れない！

前ページで述べた通り、iPhoneの携帯電話と音楽プレーヤー機能は、見事に融合されており、携帯電話と音楽プレーヤーを併用するよりも、使い勝手が良いといえます。　音楽を聴いた後、うっかりイヤホンを挿入したままでも、着信音は本体スピーカーから平行して鳴るなど、機能面で抜かりもありません。　（当たり前と言えば当たり前ですが、筆者は感心しました！）

iPhoneを使っていると、携帯電話と音楽プレーヤーは、元々一つに融合されるべきだったようにさえ思えます。　使い勝手の良い電話と、使い勝手の良い携帯型音楽プレーヤー「iPod」の融合、それが「iPhone」と言って過言ではないでしょう。 　一度、iPhoneを使い始めると、もう元の「携帯+音楽プレーヤーの併用」に、戻る気はしないでしょう！