映像モードで激変する電気代!
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映像モードを切り換えた事が有りますか?
テレビの節電を考える際、手軽で効果が高いのは、「映像モード」の調整です。
テレビは、工場出荷時、画面が非常に明るい映像モード(ダイナミックなど)になっているケースが多いものです。
あるアンケートでは、新しいテレビを購入後、一度も映像モードを変更した事が無いユーザーが、60%以上という結果が出ました。
これでは、せっかく、最新の省エネタイプの液晶テレビを買っても、その節電効果をフルに発揮させる事はできません。
液晶テレビの場合、部屋の明るさに合わせて、バックライトを暗くするのが、効果的な節電法と言えます。
ご参考までに、ガイド鴻池が使用している液晶テレビ、「シャープ
AQUOS LV-52TH1」で、実際に消費電力を測定し、電気代の変動を計算してみました。
この測定結果より、薄暗いリビングで視聴する場合、画面の明るさを、適正に調整(暗く)するだけで、消費電力は、ダイナミックモードに比べ、約60%(電気代に換算して、約7,000円)が節約できる事が分かります。
プラズマやブラウン管テレビの場合、映像を映し出す方式が異なるため、「バックライト」という調整項目はありませんが、映像モードを「標準」や「シネマ」に変更するだけで、「ダイナミック」モードに比べ、3割~5割程度の節電が可能でしょう。 (映像により、消費電力が常に変動するので測定が難しい)
つまり、部屋を暗めに、そしてテレビも暗めに調整する事で、映像の見え方を犠牲にする事なく、効果的な節電が出来るのです!
次のページでは、「コンセントを抜く」の節電効果について!