出荷設定では、フルHDの真価を発揮していない?!

「フルHD」でも、100%高精細に表示できているかどうか・・・

少し高価ながら、「高画質」の謳い文句に惹かれ、1920x1080の画素数を持つ「フルHD」テレビを購入した方も多いでしょう。 ブルーレイやデジタル放送のハイビジョン画質(最大1920x1080画素)を、「100%そのまま楽しめる」と思えば、気分的にも良いものです。

ところが、多くのテレビ製品では、出荷設定のままだと、「フルHDの真価を発揮していない」、と聞けば驚きませんか?

実は、多くのテレビでは、映像の不具合を隠す為に、「オーバースキャン」という処理が施されており、「フルHD」の画質に悪影響を与えています。

「オーバースキャン」とは? その悪影響のメカニズムとは? 

簡単な設定の変更で、「オーバースキャン」の悪影響は取り除けます! フルHDテレビを購入した人は必読デス!

 

オーバースキャンとは?

画面の下端に、黒い線が2本見えるのが、本当は見えてはいけない部分。 見えないように拡大するのがオーバースキャン。

オーバースキャンとは、映像を5%~15%程度拡大して画面に表示する機能です。 アナログ放送に比べ、デジタル放送では希ですが、送られてくる映像の上や下に、写真のような問題エリアが存在し、画面に映ると好ましくありません。 そこで、テレビ側で、少し映像を拡大し、映像以外のモノが画面に現れないようにしているのです。

アナログのブラウン管テレビ時代は、デジカメの光学ズームのイメージで、この「オーバースキャン」はさほど問題になりませんでしたが、固定した画素を持つ「画素型」と呼ばれる映像装置では、デジカメの「デジタルズーム」のように、画質が劣化してしまいます。

高画質に期待して「フルHD」のテレビを買ったなら、オーバースキャンについて理解し、設定の確認または変更をオススメします!

 

次のページでは、悪影響のメカニズムと、設定変更について・・・