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後悔しない液晶TV選び 画質チェックのツボ

サイズや価格面から、液晶TVを選ぶ人は多いはず。 液晶テレビの画質の弱点知り、店頭での確認方法をマスターて、後悔の製品選びを!

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

液晶テレビの見分け方(画質編)

液晶といっても、様々なタイプが有る。(写真はイメージです)
「薄型テレビ」は、液晶テレビとプラズマテレビの2種類があります。 画質面では、どちらも一長一短が有り、甲乙をつけ難いのが現状ですが、JEITAの出荷台数統計(2008年)によれば、液晶テレビとプラズマテレビの割合はおおよそ9:1と、圧倒的に液晶テレビが多い事が分かります。 これは、実質、37型以下が液晶テレビに限られる事、液晶テレビの大型化と低価格化が進み、大画面においても、プラズマと競合する状況になった為です。

今回は、そんな実際の選択肢として主流と言える、大手メーカー製の「液晶テレビ」を前提とし、液晶ならではの画質チェックや比較方法の「ツボ」をご紹介します。

液晶テレビは日進月歩。 日々新しい製品が登場します。 評価記事を待たずとも、「ツボ」を押さえ、皆さんの目で、最新モデルをいち早くチェックしてみてください!

* 格安メーカー製品の画質については、「質」よりも以前に「破綻が無いかどうか」のチェックが重要ですので、別記事「格安ブランドテレビには「落とし穴」が!」を参照ください。

* 画質よりも「機能」で選ぶ場合、「どんな機能や違いがあるのか?」は、別記事「液晶テレビ選びのポイント&ベスト3製品」をご参考に!

消去法! 弱点の少ないモノを!

写真上は、動画ボケの例。 文字が読み難いだけでなく、目が疲れる。
液晶テレビは、見る角度によって、映像の見え方が変化する「視野角」(次ページ)の問題や、動きのある映像でピンボケのように見える「動画ボケ」(写真)などと呼ばれる、「液晶」ならではの問題を抱えています。 これらの問題は、新しい技術によって改善が進んでいるものの、製品によっては、未だ気になるレベルです。 つまり、液晶テレビ選びの基本は、究極的な高画質を追うよりも、消去法的に、まず、弱点が少ない製品を選ぶのが早道であり、無難と言えます。

次のページでは、視野角と動画ボケの具体的なチェック法!

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