液晶でもプラズマでもない次世代テレビ「有機EL」
携帯型機器で製品化されている例。 |
急速に低価格化が進む薄型テレビ、店頭では37インチで20万円を切る製品も見かけるようになりました。 「そろそろ買い時?」と注目されている方も多いのではないでしょうか?
そんな中、ちょっと気になるのが、プラズマでも液晶でも無い新しい映像表示方式を用いた、「有機ELテレビ」登場の噂です。
有機ELは、液晶と比較しても低消費電力で明るく、薄型軽量という特長を持ち、携帯電話やデジカメなどのディスプレーとして既に製品化されています。 一方で、テレビ画面としては、画面サイズ、価格、寿命の点で、技術的なハードルが高いとされています。
雰囲気としては、液晶やプラズマの次世代として期待される『SED』よりも、更に「未来のテレビ」と感じていたのですが、2007年4月、ソニーが、11インチの有機ELテレビを2007年内に発売すると発表して以来、一気に現実味を帯びてきました。
今回は、その気になる「有機EL」の仕組みや特長を紹介し、さらに価格動向や買い時を予想します!
有機ELとは?
写真はイメージです。有機ELとは関係有りません。 |