『W41T』の携帯型音楽プレーヤー的「使用感」
画面は見やすいが、最初は操作に戸惑う事も。 勿論、慣れれば全く問題なし。
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携帯型音楽プレーヤーと同様、液晶表示画面を利用し、アーティスト、アルバムで絞り込んで、聴きたい曲を探す事ができます。
ただし、音楽を聴いていて、次に聴きたい曲を探す際は、聴いている音楽を停止しなくてはならず、不満が残ります。
また、アプリの画面構成は若干個性的で、慣れるまでに少し時間が掛かりました。 筆者が普段愛用している『iPod
nano』の場合、購入直後から、迷うことなく直感的に操作が出来た事を思い出すと、少々改善の余地が有ると言えそうです。
再生で少し気になったのは、ライブCDの「音途切れ」。 ライブCDなど、曲間に無音部分が無いアルバムを連続して再生する場合、CDやMD、ソニーの『ウォークマン』は、歓声や間奏も連続して再生されますが、『W41T』では、0.5秒程度無音が生じます。 (『iPod』シリーズも、「音途切れ」が生じます)
最新のシステムで有る以上、こういった細かな点にも配慮が欲しいものです。
「デスクトップ・オーディオ」としても使えそう!
斜めスタンド型の充電器にセットすれば、超ミニオーディオ風!
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『W41T』で感心なのは、液晶画面を閉じても、サブ液晶とタッチ式操作ボタン(再生とスキップ)で、最低限の操作が行える点。 ステレオスピーカーも内蔵しているので、充電器にセットしておけば、超ミニオーディオ風に使う事ができます。
勿論、携帯電話に内蔵のアンプとスピーカーなので、「Hi-Fi」的な音質は期待できませんが、デスクトップや旅先で「ちょっと音楽」というニーズには、充分応えてくれるクオリティーです。
携帯電話と兼用で、持ち運びに優れる「音楽携帯」ですが、今後は、アンプやスピーカーを強化し、「デスクトップオーディオ」も考慮した製品が出てくると、さらに使い道は広がりそうです。
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